本ブームはこれから 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(ネタバレ感想)

本ブームはこれから 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(ネタバレ感想)

SNSでバズっている『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』が地元でようやく公開となったので観ました。
字幕派なんですけど吹替版のみの上映。削除シーンがおまけについていましたよ。

 

九龍城寨之圍城 2024年香港 125分 PG12

 

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ストーリー

1980年代。香港に密入国した陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会のスカウトを拒み九龍城砦に逃げ込む。身分証を買う金を手に入れるためがむしゃらに働くチャンは、次第にコミュニティに受け入れられ、そこで出会った3人の仲間たちと深い友情を育んでいく。しかし九龍城砦の利権をめぐり抗争は激化。命を狙われているチャンを逃がそうとするが、大ボスが乗り込んできて死闘が繰り広げられる。

キャスト

陳洛軍(チャン・ロッグワン)にレイモンド・ラム、九龍城砦の管理人龍捲風(ロンギュンフォン)に ルイス・クー、右腕の信一(ソンヤッ)にテレンス・ラウ、医者の四仔(セイジャイ)に『レイジング・ファイア』のジャーマン・チョン、十二少(サップイーシウ)にトニー・ウー、大ボスに元祖デブゴンのサモ・ハン、右腕の王九(ウォンガウ)にフィリップ・ン、陳占(チャン・ジム)にアーロン・クォック、秋(チャウ)兄貴にリッチー・レンなど。
監督は『ドラゴン×マッハ!』のソイ・チェン、アクション監督に『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』の谷垣健治

ネタバレ感想

RRR』並みにネットで盛り上がっている気がする『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』。
ミーハーなので観たくて仕方がなかったのですが、確かに面白かったですね。
香港映画史上歴代1位のヒット作というのも分かるし、日本でも性別年齢問わず沼ってますね。

約5000万香港ドル(円換算で10億円)を投じて再現したという九龍城砦のセットがまず凄いですね。
東京ドームの半分位のスペースに箱が積み上げられたような15階建てのビル、一時期5万人を超える人が住んでいたというのが驚き。1997年の香港返還へ向けて取り壊しが始まる前の立ち退きの利権が絡んだストーリーになっています。

九龍城砦に逃げ込んできた青年チャン、管理人のロンギュンフォンに目をかけられ、真っ直ぐな正義感で同じ志を持つソンヤッ、セイジャイ、サップイーシウと仲間となり居場所を見つけた矢先、実は地主が探していた仇の子だったという因縁。チャンを救うため義兄弟のチャウに逆らうロンギュンフォン、命をかける仲間達の熱い友情。

2世代が繰り広げるアクションが見どころですが、ウォンガウが強すぎてハラハラしっぱなしでした。
これでようやく、SNSで流れてくる二次創作マンガや小説のキャラが分かりましたわ。
まだまだ本作ブーム続きそうですね。

 

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