簡単には終わらない 『28週後…』(ネタバレ感想)

映画の旅

28年後…』公開に向け、『28日後…』の続編『28週後…』もおさらい。

 

28 WEEKS LATER 2007年英 104分 R-15

 

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ストーリー

感染すると凶暴性を引き起こし他の人間に襲いかかるRAGE(レイジ)ウィルスにより壊滅したロンドン。生き残った仲間と郊外で隠れて暮らしていたドンとアリス夫妻。感染者が押し入って来た時、ドンはアリスを見捨て1人で逃げ出してしまう。28週後、米軍主導のNATO軍が派遣され再建が始まり、スペイン旅行中で難を逃れたドンの子供達タミーとアンディ姉弟も帰国するが、アリスのことを打ち明けられないドン。タミーとアンディは母の写真を取りに保護区を抜け出し我が家へと向かうと、思いがけない人物と出会う。

キャスト

父親ドンに『T2 トレインスポッティング』のロバート・カーライル、母親アリスに『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』のキャサリン・マコーマック、娘タミーに『ファーザー』のイモージェン・プーツ、息子アンディにマッキントッシュ・マグルトン、米陸軍ドイル軍曹に「ホークアイ」のジェレミー・レナー、ロス少佐に『ピーター・ラビット』のローズ・バーン、ヘリ操縦士フリンに「LOST」のハロルド・ペリノー、ストーン准将に『ソー:ラブ&サンダー』のイドリス・エルバなど。
監督は『ダムゼル/運命を拓きし者』のファン・カルロス・フレスナディージョ、製作総指揮にダニー・ボイル

ネタバレ感想

28日後…』の続編ですが、登場人物はまったく変わります。
ウィルス感染により壊滅したロンドンへ米軍主導のNATO軍が派遣され、28週後には安全宣言が出ます。
この時点では感染はイギリスのみ、島国だからですかね。
5週後には感染者が飢餓により死に絶えたというのが新鮮。ゾンビとはやはり違うのね。
そこへ国外に居た人々が戻ってきます。

これで復興が進むはずでしたが、感染していながら発症していない保菌者のアリスが発見されたことで事態は変わります。ワクチン開発の可能性を期待した医務官のロス少佐によって隔離されますが、妻を見捨てた罪悪感から赦しを請いに来たドンが感染します。感染速度が速いため、軍が気づいた時には手遅れで、助けを求める人々と感染者の区別がつかないため、全員射殺し始める米軍。

サバイバルだった前作とは違い、今作は非常時の国(軍)の対応に対して個人としてどう行動するのかが描かれています。「バイオハザード」などでも都市丸ごと攻撃はよく描かれていますが、米軍ではなく英国軍だったら対応は変わったのかなと思ったり。それにしても、管理者資格があるとはいえドンがするする入り込める軍の施設内のセキュリティが甘すぎ。

子供を射殺出来なかったドイル軍曹とロス少佐がタミーとアンディを助けますが、道中2人は倒れ、ドンに噛まれたけれど発症していない母アリスと同じ体質のアンディとタミーだけフリンのヘリに辿り着き国外脱出。
しかしその28日後、パリでパンデミックが発生したところで終わります。
アンディが発端なのかどうなのか、新作でわかるのかしらん。

 

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