会計士のクリスチャン・ウルフが活躍するアクションサスペンス『ザ・コンサルタント2』が劇場スルーされ、アマプラで今月の5日から配信が始まったのを見たのですが、毎度1作目をかなり忘れてるので、結局1作目も見ました。
THE ACCOUNTANT 2016年米 128分
ストーリー
田舎町で小さな会計事務所を構えるクリスチャン・ウルフ。実は、数字に対して超人的な能力を持つ彼は、裏社会の仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局に目をつけられないよう大手企業であるリビング・ロボ社の財務調査を引き受けたクリスチャンだったが、経理担当のデイナとともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られ、何者かに命を狙われる2人だった。
キャスト
クリスチャン・ウルフに『AIR/エア』のベン・アフレック、デイナに『ピッチ・パーフェクト』のアナ・ケンドリック、財務省調査官長官のレイモンド・キングに『スパイダーマン』シリーズのJ・K・シモンズ、部下のメディナにシンシア・アダイ=ロビンソン、ブラクストンに『ドリームプラン』のジョン・バーンサル、フランシスにジェフリー・タンバー、他ジョン・リスゴー、アリソン・ライトなど。
監督は『ウォーリアー』のギャヴィン・オコナー。
ネタバレ感想
公開時に鑑賞した時は、ベンアフ演じるクリスチャン・ウルフのキャラが良かったのと、クリスチャンの殺しを依頼された殺し屋が、実はクリスチャンの弟だったというサプライズが面白くて、その印象だけが残っていましたが、再見すると結構詰め込みな内容でしたね。
冒頭、クリスチャンと弟を連れた両親がハーバー研究所を訪問、自閉症のクリスチャンを施設に預ける様医師に勧められるが、軍人の父親は断り、身を守るための戦闘スキルを叩きこみます。
成長したクリスチャンは、表向きは田舎で会計事務所を開いていますが、とある理由で刑務所へ入っていた時、同室のフランシスから裏社会の会計士となるよう指南されたのをきっかけに主に裏社会で重用されています。
当局に目をつけられない為に優良企業リビング・ロボ社の依頼を受け、使途不明金の調査を行いますが、関係者が自殺したことにより調査終了。デイナとクリスチャンは命を狙われます。殺人を依頼されたのが、クリスチャンの弟ブラクストンというビッグサプライズの終盤。
部下のメディナにクリスチャンを探す指令を出していた、財務省調査官のレイモンド・キング。
フランシスを殺した一味に復讐した時2人は出会っていて、その後レイモンドに犯罪情報をリークし逮捕させていました。
電話の声だけのクリスチャンの謎のアシスタントは、ハーバー医師の自閉症の娘だったというオチ。
これだけ伏線がいろいろあったら、覚えてなくても不思議じゃないってことで。( ̄∀ ̄*)イヒッ
コミュ障だけど天才ってところで『レインマン』(1988年)を思い出しますよね。
どちらも兄弟の話だし。
高機能自閉症サヴァン症候群のクリスチャン、演じるベンアフの顔がチベットスナギツネに似てるという評判でしたな。