ご結婚おめでとう! 『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(ネタバレ感想)

ご結婚おめでとう! 『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(ネタバレ感想)

岸辺露伴 ルーヴルへ行く』に次ぐ劇場版第2弾『岸辺露伴は動かない 懺悔室』を観ました。
今回はベネチア、夕暮れ時の映像が美しい。

 

At a confessional 2025年日本 111分

 

Advertisement

 

ストーリー

人気漫画家の岸辺露伴は取材に訪れたベネチアの教会で、偶然にも懺悔室で仮面をかぶった男の恐ろしい告白を聞いてしまう。その告白とは、男にかけられた「幸せの絶頂を迎えた時に“絶望”を味わう」という呪いについてだった。男は幸せの絶頂を迎えない様に用心深く生きてきたが、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだはずの浮浪者が現れ、男はある試練に挑むことになる。そんな男の奇妙な告白にのめりこむ露伴は、相手の心や記憶を本にして読む特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を使用するが、やがて自身にも呪いが襲いかかっていることに気づき…。

キャスト

岸辺露伴に高橋一生、担当編集者の泉京香に飯豊まりえ、共演が縁で愛でたく結婚しちゃいましたね。
マリアに玉城ティナ、ソトバに戸次重幸、水尾に大東駿介、田宮に井浦新、ロレンツォにアンドレア・ベッラチッコなど。
監督は映画第1弾・ドラマ版からの
引き続き渡辺一貴、脚本は小林靖子、音楽は菊地成孔、原作は荒木飛呂彦。

ネタバレ感想

原作1作目の「懺悔室」を基に映画化。
前半はほぼ原作通りで、後半がオリジナルなのかな。
全編ベネチアロケで景色が堪能できます。
前回のフランス語に続き、今回はイタリア語のセリフで、大変だなぁ〜。

今作は原作があるからか、ゲスト陣が割とオーバーアクト気味で。
確かに噂のポップコーンキャッチシーンは漫画そのままでしたが、
静かな玉城ティナ(そおいう役柄だし)とのギャプが大きかった。

ストーリーは、ある呪いにより娘が「幸せの絶頂」に達すると自分に「絶望」がやってくるというもの。
娘が幸せの絶頂を迎えないように画策する父親に、結局娘の幸せより自分が大事なんかい、と突っ込んでしまう。
露伴の策略で事なきを得たものの、最終的に呪いは解けていなさそうなのと、巻き添えを食った露伴の呪いがなぜ消えたのかがよく分からん。

エモーショナルなストーリーだった前作と比べると、割とすんなりかたがついた感じ。
最近過激な洋画をよく観ているからか、特にドキドキハラハラもなく。
ちょっと不思議なエピソードくらいに思って観るのが正解なのかも。
結婚で高橋一生熱が少し冷めたからかも( ̄∀ ̄*)イヒッ

 

Advertisement

映画の旅カテゴリの最新記事