久しぶりに見ましたニコラス・ケイジの映画。
最後に見たのは何だったか?昔はファンだったので2010年の『キック・アス』まではほとんど観ていますけど、
あまりにもプライベートがグダグダだったので、興味を失くしちゃって。
(声で出演した『スパイダーマン:スパイダーバース』とカメオ出演した『ザ・フラッシュ』はたまたま観てる)
本作は自虐ネタかしらん?
The Unbearable Weight of Massive Talent 2022年米 107分 PG12
ストーリー
ハリウッドスター、ニック・ケイジは多額の借金を抱え、心から望んでいた役は得られず、妻とは別れ、娘からは愛想をつかされていた。悲観する彼の下に、スペインの大富豪ハビの誕生日パーティーに参加するだけで100万ドルが得られる高額のオファーが舞い込む。借金返済のため渋々受け入れ、最初は乗り気ではなかったニックだが、映画の趣味が合うハビと意気投合し、友情を深めていく。ところがある日、CIAのエージェントがニックに接近。ハビの正体は国際的な犯罪組織の首領で、邪魔な政治家の娘を誘拐しているので探して欲しいと持ちかけられ…。
キャスト
ニック・ケイジ/ニッキーにニコラス・ケイジ、ハビに『キングスマン:ゴールデン・サークル』のペドロ・パスカル、ニックのエージェントに『マトリックス レザレクションズ』のニール・パトリック・ハリス、CIAのヴィヴィアンに『ホーンテッドマンション』のティファニー・ハディッシュ、ハビの従兄弟ルーカスにパコ・レオン、他シャロン・ホーガン、リリー・シーン、アレッサンドロ・マストロナルディ、ジェイコブ・スキーピオなど。カメオでデミ・ムーア。
監督はトム・ゴーミカン。
ネタバレ感想
題名の意味は「偉大なる才能の耐え難き重さ」らしい。
そう、ニコラス・ケイジはアカデミー主演男優賞も受賞しているのだけれど、
浪費癖で借金まみれになって借金を返すために出る作品を選べなくなったんですよね。
本作の主人公ニック・ケイジも借金まみれ。
彼の場合は役を選んでいたんだけれど、願った役を得られず引退を決意し、
ヤケクソでファンの誕生パーティに参加して、彼のファンであるハビと意気投合。
ハビと二人で映画の脚本を考えることに。
自分が見ていた頃のニコラス・ケイジの映画ネタがいろいろ出てくるので、余計に自伝っぽい。
ペドロ・パスカルの本当にファンっぽいところが良い。
コメディとしてはもう少し弾けても良かったし、
クライムサスペンスにしては死人が出る割にリアルさが無いけれど、
まずまずでした。