ふ〜ん 『モービウス』(ネタバレ感想)

ふ〜ん 『モービウス』(ネタバレ感想)

ヴェノム』、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』に続く、ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースの3作目『モービウス』を1週遅れで観ました。

Morbius 2022年米 108分

 

ストーリー

幼いころから血液の難病を患っている天才医師のマイケル・モービウス。同じく血液の病に苦しみ、子供の頃同じ病棟で育った親友のマイロのためにも、一日も早く治療法を確立したいマイケルは、コウモリの血清を投与するという治療法を自らの肉体で実験。その結果、マイケルの肉体は激変し、超人的なスピードや飛行能力、周囲の状況を察知するレーダー能力が身につくが、代償として血に対する渇望に襲われる。人工血液を飲み、自らをコントロールしようとするマイケルの前にマイロが現れる。生きるためにその血清を投与してほしいと頼むマイロを断るマイケルだったが…。

キャスト

マイケル・モービウスにジャレッド・レト、親友のマイロことルシアンにマット・スミス、ニコルス医師にジャレッド・ハリス、マルティーヌ・バンクロフト医師にアドリア・アルホナ、FBIのサイモン・ストラウドに『ワイルド・スピード』シリーズのタイリース・ギブソン、アルベルト・ロドリゲスにアル・マドリガルなど。
エイドリアン・トゥームス/バルチャーにマイケル・キートン
監督は『ライフ』のダニエル・エスピノーサ

ネタバレ感想

マーベル・コミックでスパイダーマンのヴィランのモービウス。
血液の難病で長くは生きられない身体だったが、吸血蝙蝠から作った血清を射ったことにより、コウモリのような身体能力を手に入れる。反面人の血液を欲するという吸血鬼状態。
医師である倫理に基づき、人工血液で凌ぐマイケルに対し、同じ能力を手に入れたマイロは喜んで人の血を吸い、かつての親友同士が対立。
クライマックスの戦いのために、力を奪う血清(?)を2本用意しているマイケル。
マイロを止めて、マイケル自身の命も絶つのかと思えば、それでは話が続かないのか、自分には使わなかった模様。
マイロに襲われたマルティーヌがマイケルの血で生き返ったのも気になるところ。

ミッドクレジットシーンでは、『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィラン、ヴァルチャーがこちらの世界に転送される。
ヴェノム同様、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のストレンジ先生の呪文でやってきたのだと思うけれど、帰っていないし、スパイダーマンのことも忘れていないのが謎。
ヴィラン版アベンジャーズの「シニスター・シックス」という構想があるらしい。

キャラクターもストーリーも知らなかったので最後まで飽きずに観たけれど、恐ろしくもないし盛り上がりに欠けた感じで、ふ〜ん、こういう話なんだ〜という感想。
アクションシーンの緩急や、人間から蝙蝠男へと表情が目まぐるしく変わるCGは凄いんでしょうけどね。

 

 

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