『ザ・ブライド!』を観ました。
今週末から公開の『ハムネット』と2週続けてのジェシー・バックリー祭り。
先月アカデミー賞主演女優賞も受賞したところで、タイムリーですよね。

THE BRIDE! 2026年米 127分 PG12
ストーリー
1930年代のシカゴ。フランケンシュタイン博士によって造り出された怪物は、ユーフォロニウス博士を訪ね、100年以上孤独に生きてきたため伴侶を創って欲しいと依頼する。怪物ことフランクとユーフォロニウス博士は事故死した女性の遺体を墓から掘り起こし、花嫁・ブライドとしてよみがえらせる。フランクとブライドはある事件をきっかけに追われる身となるが、2人の逃避行は人々や警察を巻き込み、次第に人々を革命へと導いていく。
キャスト
ブライド/アイダ/メアリー・シェリーに『クーリエ:最高機密の運び屋』のジェシー・バックリー、フランクに『ほの蒼き瞳』のクリスチャン・ベール、ユーフォロニウス博士に『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』のアネット・ベニング、ジェイク・ワイルズ刑事に『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のピーター・サースガード、ミルナ・マロイに『フェラーリ』のペネロペ・クルス、ミュージカル俳優にロニー・リードに『ゴールデン・リバー』のジェイク・ジレンホールなど。
監督は『ロスト・ドーター』のマギー・ジレンホール。
ネタバレ感想
予告の感じから、ボニー&クライド(『俺たちに明日はない』)みたいな話なのかと思っていたら、世の中に対する反発はもちろんあるものの、もっと遺恨が複雑に絡んでいました。
目覚めると見知らぬ場所で記憶がない、というと『プロジェクト・ヘイル・メアリー』だけど、こちらは見知らぬ男から自分の花嫁・ブライドだと言われます。
人から強制されるのを嫌い、自由に生きようとするブライド。
彼女には生前から、なぜかメアリー・シェリー(小説「フランケンシュタイン」の著者)の魂が彼女に憑依していて、メアリー・シェリーの社会に対する怒りも出てきます。
その上、生きている時のアイダは、仲間の女性たちがマフィアの秘密を漏らしたと舌を切られて殺されたことに怒り、刑事の密偵的なことをしていました。
ブライド、アイダ、メアリー・シェリー、3人分の社会に対する怒りが原動力になっています。
自由に生きるブライドに影響され、彼女と同じメイクをするのが社会のムーブメントに。
100年以上隠れて生きてきたフランク(フランケンシュタイン博士に造られた怪物)も、ブライドと出会ってからは顔を隠すのを止め、彼女の自由を守ろうとします。
最後はちょっと甘い気もするけど、それを決めたのがやはり女性のマロイだったというのが良い。
(博士も女性だし)
エンドクレジットのSPECIAL THANKSに両親・夫・娘たちと書いてあるのにウケました。
(弟をしっかり使っているのに、弟の名前は無いのもウケた)


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