目指せジョン・マクレーン 『セキュリティ・チェック』(ネタバレ感想)

目指せジョン・マクレーン 『セキュリティ・チェック』(ネタバレ感想)

Netflixで配信中の、こちらもクリスマスが舞台の映画『セキュリティ・チェック』を見ました。
クリスマスで大混雑中の空港にテロリストが現れ、運輸保安局員のタロン君が、人々の安全を守るため孤軍奮闘でハラハラドキドキ。

CARRY-ON 2024年米 119分

 

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ストーリー

ロサンゼルス国際空港で働く運輸保安局員のイーサンは、同じ職場の恋人ノラからクリスマスイブに妊娠を告げられる。これまで人生に本気を出していなかったイーサンだが、初めて昇進に向けて上司のフィルに相談すると、試しにX線の監視係に抜擢される。しかし謎の男からある荷物を機内に持ち込むため、セキュリティ・チェックをすり抜けさせるよう指示される。言うことを聞かなければノラを殺すと脅迫されたイーサンは・・・

キャスト

イーサンに『キングスマン』のタロン・エジャトン、恋人のノラにソフィア・カーソン、上司のフィルにディーン・ノリス、親友のライオネルにカーティス・クック、謎の男に『AIR /エア』のジェイソン・ベイトマン、謎の男の仲間にテオ・ロッシロス市警のエレーナにダニエル・デッドワイラー、DHSのエージェントにローガン・マーシャル=グリーン、他シンクア・ウォールズ、ジョシュ・ブレナーなど。
監督は『ブラックアダム』のジャウマ・コレット=セラ

ネタバレ感想

舞台はクリスマス休暇で移動する人々で大混雑の空港。
そうでなくとも年に一番混み合い混乱する日、空港のセキュリティはスムーズに混乱なく人々を移動させたい。
しかしそんな中テロリストが現れ、目的のためにはあっさり無慈悲に仲間を殺していく。

クリスマスの空港で孤軍奮闘ってことで、やはりこちらも『ダイ・ハード』っぽい。
元々景観を目指していたイーサンは、何とかテロを阻止しようとしますが、敵の方が上手。
テロのプロフェッショナルで用意周到なところに見ていてハラハラ。
大事な人を盾に脅すというのは定石だけれど、一番効果的ですよね。
ジェイソン・ベイトマンはコメディや良い人のイメージが強いのだけれど、今回はクールな悪役に徹していてなかなかに怖い。持ち込むのが神経ガスといのも怖い。実はテロではなくお金のためというのはやっぱりね。

心理的にも物理的にもサスペンス度が高くて、なかなか面白かったです。
ちょうどJALにサイバーテロも起こったし、こういうことが現実に起こりません様にという気持ちで、より怖さが響きましたわ。
クリスマスは終わったけど『ダイ・ハード』もちょっと見直したくなっちゃった。

 

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