舞台を降りたら幕 『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』(ネタバレ感想)

舞台を降りたら幕 『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』(ネタバレ感想)

ジョーカー』(2019)の続編『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』観ました!
賛否両論という噂ですが、自分の目で確かめないとね。
今作はミュージカル。

Joker: Folie à Deux 2024年米 138分 PG12

 

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ストーリー

前作から2年。悪のカリスマ、ジョーカーとして理不尽な世の中への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたアーサー・フレック。精神病院へ収監中の彼の前にリーという謎めいた女性が現れる。リーにより再びジョーカーが現れる。、ジョーカーの信奉者たち熱狂する中始まったアーサーの裁判。弁護士はアーサーが多重人格の精神疾患を患っていると主張するが…。

キャスト

アーサー・フレック/ジョーカーには前作からのホアキン・フェニックス、前作から5年だけど、またガリガリに痩せ細ってます。リーにレディ・ガガ、アーカム精神病院の看守ジャッキーにブレンダン・グリーソン、アーサーの弁護士スチュワートにキャサリン・キーナー、ハービー・デント検事にハリー・ローティ、前作でアーサーの想い女だったソフィーにザジー・ビーツ、ゲイリーにリー・ギル、他スティーブ・クーガン、ケン・レオン、ビル・スミトロヴィッチなど。
監督は引き続きトッド・フィリップス

ネタバレ感想

タイトルの「フォリ・ア・ドゥ(Folie à Deux)」はフランス語で「二人狂い」という意味で、一人の妄想がもう一人に感染し、複数人で同じ妄想を共有する精神障害のこと。

抑圧された気の弱いアーサーから悪のカリスマ”ジョーカー”へ変貌した前作から2年後。
アーカム精神病院で生気がなくなっていたアーサーは、ジョーカーの信奉者だというリーという女性と出会います。
パートナーと出会えたと喜ぶアーサーでしたが、リーが求めているのはアーサーではなくジョーカー。
素性を隠してアーサーへ近づいたリーことハーリー・クインゼルは、本人の言う様にジョーカーに恋しているのか、意図的にジョーカーを操って何か企んでいるのか。

ミュージカルなので、冒頭のアニメやアーサーの妄想シーンの舞台などもミュージカル。
それほど違和感なかったです。レディ・ガガなので抜群に上手いし映えるし。

リーのよって呼び覚まされたジョーカーでしたが、長くは続かず。
ジョーカーになることを諦めたアーサーからリーも去り、夢から覚めてジ・エンド。
今作も前作の様に、全て妄想とか、いろいろ解釈ができるとも言われていますが、
自分的には観たまんまかなと。
悪のカリスマ自体が妄想で、妄想が暴走した結末という気がします。

 

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