幾つになっても夢を持つことは大事 『ミセス・ハリス、パリへ行く』(ネタバレ感想)

幾つになっても夢を持つことは大事 『ミセス・ハリス、パリへ行く』(ネタバレ感想)

アメリカの作家ポール・ギャリコの同名小説の映画化の『ミセス・ハリス、パリへ行く』を観ました。
期待どおり、大人のためのほんわかおとぎ話、たまにはこういうのも観たい。

 

Mrs Harris goes to Paris 2022年英 116分

 

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ストーリー

1957年ロンドン。夫を戦争で亡くしたばかりの家政婦のミセス・ハリスは、ある日働き先の家で1着の美しいドレスと出会う。それは、彼女にとっては驚くほど高価なクリスチャン ディオールのドレスだった。しかし、そのドレスにすっかり心奪われたミセス・ハリスは、絶対にディオールのドレスを買うと心に決め、苦労した末にお金を工面。
たった一人でパリへと向かい訪れたディオールの本店では、オートクチュールを注文しに来たお客と思われず、支配人にまるで相手にしてもらえないミセス・ハリスだったが…。

キャスト

ミセス・ハリスに『ファントム・スレッド』のレスリー・マンビル、ディオールの支配人コルベール役に『エル ELLE』のイザベル・ユペール、会計士アンドレにリュカ・ブラボー、モデルのナターシャにアルバ・バチスタ、シャサーヌ侯爵に『マトリックス レザレクションズ』のランベール・ウィルソン、アーチーに『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックス、他エレン・トーマス、ローズ・ウィリアムズなど。
監督はアンソニー・ファビアン、衣装デザインに『クルエラ』のジェニー・ビーバン

ネタバレ感想

原作は未読ですが、想像通りのハッピーエンディング♪
何度もピンチになるのだけれど、その度に周囲の人の助けでなんとかピンチを抜け出し、次のステップに進んでいく。
その助けも、ミセス・ハリス生来の世話好きな性格で助けてあげたことのお返しというのが微笑ましい。

まずはドレス代を工面できるまで。ドッグレースですってしまったはずのお金の一部を、アーチーが実は他の犬に賭けていたというのは、彼の優しい嘘かと思ったけれど、そうではなかったみたい。

パリのディオールでは、アンドレとナターシャの仲を取り持ち、古い考えの支配人を正し、赤字のディオールを変革させるという大活躍。侯爵とのロマンスは、まあ仕方ないというか、ランベール・ウィルソンジェイソン・アイザックスの2人から好意を寄せられる贅沢。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

割と展開は読めるけれど、良い意味で期待を裏切らない作品。
夢が叶うお話は何度観ても良いものです♪

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