このキャストなんだから『オーシャンズ8』の様な痛快作が観たかった 『355』(ネタバレ感想)

このキャストなんだから『オーシャンズ8』の様な痛快作が観たかった 『355』(ネタバレ感想)

355』観ました。
女性が主役の映画が増えるのは大歓迎なんだけど、ちょっと期待とは違っていたかな。

 

THE 355 2022年英 122分 PG12

 

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ストーリー

南米の犯罪組織が、あらゆるネット・セキュリティをくぐり抜け、世界中のシステムを攻撃できるデジタル・デバイスを開発。その取引現場に踏み込んだエージェントが持ち逃げし、デバイスは行方知れずに。CIAのメイスはパートナーのニックと共にデバイスを手に入れる取引に向かうが、デバイスは持ち去られニックが何者かに殺されてしまう。汚名返上のため、メイスはMI6のハディージャと共にパリへ向かい、取引の邪魔をしたドイツのBNDマリーをマークし、デバイスを取り返そうとするが…。

キャスト

CIAのメイスの『AVA/エヴァ』のジェシカ・チャスティン、ニックに『ストレイ・ドッグ』のセバスチャン・スタン、MI6のハディージャに『ブラックパンサー』のルピタ・ニョンゴ、コロンビアのDNIエージェントに『ジャングル・クルーズ』のエドガー・ラミレス、グラシエラにペネロペ・クルス、ドイツ連邦情報局BNDのエージェント、マリーにダイアン・クルーガー、中国のエージェント、リンにファン・ビンビン、他ジェイソン・フレミングなど。
監督は『X-MEN:ダーク・フェニックス』のサイモン・キンバーグ

ネタバレ感想

女性スパイが主人公というのも最近は珍しくなくなり、皆さん身体を張ってアクションもバリバリ。
華やかさも忘れず、変装で七変化も楽しい。
古くは1970年代のTVシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」から、それぞれの特技を活かして活躍する女性チームの話はあったし、同性の活躍を見るのはいつも楽しい。
しかし、往々にしてある恋愛対象の男性に裏切られ、みたいな筋書きが鼻につくのですよね。
相手がまた、今一番幸薄い役が似合うセバスチャン・スタン
セバスタもリチャード・マッデン(⇦とばっちり)もなんかこういう役多いよね。
せっかくこれだけのキャストを揃えたんだから、『オーシャンズ8』みたいに痛快な作品にして欲しかったな〜。
自ら製作したジェシカ・チャスティンだけど、タフなスパイのイメージが定着しつつあるのもなんだか。
サイバー攻撃を仕掛けられるデバイスが狙われる話は、『ワイルド・スピード』あたりでもやっているしで、スカッとする映画を期待していて見事に裏切られました。
まあ勝手に期待するのが悪いって話ですが、ちょっと残念。

 

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