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方向音痴はツラいよ 『8番出口』(ネタバレ感想)

映画の旅

昨年、面白そうと思いつつ劇場スルーした『8番出口』。地上波で放送されたので見ました。

EXIT 8 2025年日本 95分

ストーリー

蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路。ひとりの男が歩いているが、いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。ようやく、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つけた男は、「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」という指示に従い、8番出口を求めて異変を探すが……。

キャスト

「迷う男」に『硫黄島からの手紙』の二宮和也、「歩く男」に『黒牢城』の河内大和、「ある女」に『沈黙ーサイレンスー』の小松菜奈、少年に浅沼成、ほか花瀬琴音など。
監督・脚本は、『百花』の川村元気

ネタバレ感想

もとはゲームなんですね。
インディーゲームクリエイターKOTAKE CREATE(コタケクリエイト)により開発された同名のウォーキングシミュレーターゲームソフトの映画化。

駅の構内の地下通路を歩いていたはずが、どうも同じ所を何度も回っているだけ。
案内板をよく見ると、「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」という注意書きが。
通ったところと違う事象を見つけたら引き返し、同じなら進むを繰り返すと、案内板の番号が進んでいき8番に辿り着くと出られる。

ゲームにはストーリーはないらしいけれど、本作の主人公の男は別れを決めた女性に子供が出来て、彼女から産むか悩んでいることを告げられ自身も迷っていると変な所に迷い込んじゃった感じ。
予告では河内大和(「VIVANT」のワニズ)の不気味さが際立っていたけれど、彼が襲って来るとか、突然変異するとかはなく(まあある意味変異はしてるかな)、実は彼も迷っていたのが予想外でした。

少年が出てきた時点でちょっと先が見えた気もするけれど、脱出ゲームの展開は面白かったです。
起こる異変が『ジュマンジ』みたいに豪快じゃなくて間違い探しの様で、ホラーみたいに過激な怖さもないので、これ以上の尺でもたすのは無理かな。
迷う男が腹を決めたラストは良かったけれど、特に感動するほどでもなくて、少々物足りなかったのが正直なところ。

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