アカデミー賞で2部門ノミネートされた『ブルームーン』を観ました。

Blue Moon 2025年米 100分
ストーリー
作詞家ロレンツ・ハートは、長年タッグを組んできた作曲家リチャード・ロジャースが、ハートに代わる新たな相棒オスカー・ハマースタイン2世と組んで手がけたミュージカル「オクラホマ!」が初演された1943年3月31日の夜、ブロードウェイのレストラン「サーディーズ」で行われたパーティに招待されていた。好評に沸く関係者たちの中、ハートは愛や嫉妬、焦りや憧れなど、交錯する感情をバーテンダーのエディや居合わせた作家E・B・ホワイトらに吐露する。
キャスト
ロレンツ・ハートに『終わらない週末』のイーサン・ホーク、リチャード・ロジャースに『異人たち』のアンドリュー・スコット、バーテンダーのエディに『MaXXXine マキシーン』のボビー・カナベイル、エリザベスに『サブスタンス』のマーガレット・クアリー、他パトリック・ケネディ、サイモン・デラニー、ジョナ・リースなど。
監督は『ビフォア3部作』のリチャード・リンクレイター。
ネタバレ感想
エリザベス・ワイランドからロレンツ・ハートに宛てられた手紙に着想を得て書かれた脚本だそう。
タイトルになっている「ブルームーン」という曲は流石に知っていますが、ミュージカルに疎いので、ロジャース&ハートについては知りませんでした。数々のミュージカルヒットを出したコンビですが、面白いのは2人の性格が正反対だったこと。
イーサン・ホーク演じるハートが47歳、7歳下のロジャースがアンドリュー・スコットで、もっと歳が離れている気がしたのですが、実際はホーク55歳、アンスコ49歳でいい線でした。
ハートの身長がやけに低いのは、どうもそう見えるように撮影したらしい。
中年男が若い女性に夢中になることとか、かつてのビジネスパートナーが他の相手を見つけるとか、題材的には珍しくないのだけれど、実話ベースというのが興味をそそられます。
オスカー主演男優賞にノミネートされたイーサン・ホークが、最初から一人芝居かの様にず〜っと喋り通しなのには圧倒されますが、語る内容は酔った中年男のグダグダなので、聞いているのがちょっとしんどい。( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
まあそれだけリアルということでしょうが。
一夜の話というのが『ビフォア』シリーズのようで、リンクレーターらしいなと。
実話ベースとはいえ、かなりフィクションだろうと思いますが、過去を忘れられず時代に取り残された男、本人は気づいていなさそうだけど、周囲から愛されている男のお話でした。



コメント