ハラハラは薄めかも 『アマチュア』(ネタバレ感想)

映画の旅

劇場公開時に見逃した『アマチュア』をDisney+の配信で見ました。

The Amateur 2025年米 124分

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ストーリー

CIA本部でサイバー捜査官として働いているチャーリー・ヘラーは、最愛の妻がテロ事件に巻き込まれ殺されたことを知らされる。暗殺の経験もないデスクワーカーのチャーリーは、テロリストへの復讐を決意し特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。

キャスト

CIA分析官のチャーリー・ヘラーに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のラミ・マレック、妻のサラに『スーパーマン』のレイチェル・ブロズナハン、インクワラインに『ベルファスト』のカトリーナ・バルフ、ヘンダーソンに『メガロポリス』のローレンス・フィッシュバーン、他ジョン・バーンサル、マイケル・スタールバーグなど。
監督は「窓際のスパイ」のジェームズ・ホーズ

ネタバレ感想

ロバート・リテルの同名小説の1981年に次ぐ2度目の映画化。
殺しに関しては所謂「アマチュア」のCAI捜査官が、得意なスキルを駆使してターゲットを追い詰める様が面白い。

最初の1人はもたついたけれど、協力者ができてからはかなりスムーズにターゲットを追い詰めていく。
プロであるヘンダーソンが追いついてくるのが良いアクセント。
ジョン・バーンサルは、結果として勿体無い使われ方だったけど、実は重要キャラかと深読みさせてくれる。

小物はあっさり殺すのに、親玉であり実際妻を撃ったシラーを殺さないという心境の変化がなぜなのかよく分からない。協力者のインクワラインの死に対してもあっさり。
CIA副長官ムーアの陰謀というのがどんなものなのかも分かりづらいので、私情より大義を取ったとも思いづらい。
なんとなくふわっと終わった感じだけれど、ぼちぼち面白かったかな。

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コメント

  1. どらごんづ★ より:

    こういう作品は、主人公が開花するか、友人エージェントが助けてくれるとか、そういうパターンがありがちながら、しっかり最後まで自分でやり遂げたのが良かったです。
    標的より、追ってくるフィッシュバーンが怖いというね。
    非常によく出来た作品だったけど、あのピッキングシーンだけはマジで「なぜ?」と思う。

    • 木蓮 木蓮 より:

      どらごんづ★さん

      そうそう、追ってくるフィッシュバーンが怖かったですね。
      あのプールのシーンは、予告で散々観てなければもっとインパクトあったと思うんだけど。
      まあでも余計な恋愛モードとか無くて良かったです。

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