ピーターむずむず最強『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(ネタバレ感想)

ピーターむずむず最強『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(ネタバレ感想)

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』2D字幕で観ました。この映画を観終わるまで『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』は終わらないというケヴィン・ファイギのメッセージでしたが、確かに一つの区切りという気がしましたね。

SPIDER-MAN: FAR FROM HOME   2019年米 135分

マーベル・シネマスティック・ユニバース(MCU)入りしたスパイダーマンとしては、前作『スパイダーマン・ホーム・カミング』に続く2作目。
MCUの中では『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』の後の23作目。MCUのフェーズ3を締め括る作品。

キャスト

ピーター・パーカーにトム・ホランド。”椅子の男”親友ネッドにジェイコブ・パタロン、”MJ”ことミシェルにゼンデイヤ、フラッシュにトニー・レヴォロリなど。メイおばさんにマリサ・トメイ、ハッピーにジョン・ファブロウ
ニック・フューリーにサミュエル・L・ジャクソン、マリア・ヒルにコビー・スマルダーズ、異世界のヒーロー、ミステリオ=クエンティン・ベックにジェイク・ギレンホール
監督は引き続きジョン・ワッツ

がっつりネタバレ感想

高校の例の構内放送で、『エンドゲーム 』の犠牲者の追悼と、5年間消えていた生徒と消えなかった生徒の説明がサクッとされるので、観ていない人には初っ端からネタバレですね。
ピーターにとってトニーの死は心身共にまいるレベルで、気持ちを切り替えるためにも夏休みの旅行をとても楽しみにしているのが分かります。大事なスパイダースーツを置いて行くくらいですから。結局叔母さんにバッグに入れられたけど。
前作『ホームカミング』ではリズに夢中だったピーターですが、今はMJにぞっこんの様。彼にとって幸いだったのは、仲良しの仲間たちも叔母さんも5年間消えていた組だったこと。トニーのことなど考えない様に、旅行に集中しようとしている中、ニック・フューリーの介入。しかも旅先にエレメンタルズという怪物の登場。大事なMJ達を守ろうとしているところに、”謎の男”ミステリオが現れ、怪物をやっつけてくれます。ミステリオ曰く、マルチバースの別の地球から来たということ。『ドクター・ストレンジ』でマルチバースの存在は出てきているので、フェーズ4はそういう展開?と思うのですが、まるっきりの嘘っぱち。
トニー・スタークに恨みがあるベックが、トニーを恨んでいるメンバーを集めて仕組んだ事でした。ニック・フューリーまで騙されている始末。アベンジャーズチームが居れば誰かが気づいたはずで、こんな調子でフェーズ4がどうなっていくのか少々不安。
戦いに巻き込まれながらも、ピーター達は前作以上に青春していて、MJとのやりとりも初々しい。戦う=仲間を守るに繋がる彼はやはり”親愛なる隣人”でした。
戦いのシーンでは毎回ボロボロになって、団体の相手に一人で立ち向かうスパイダーマンが痛々しくて手に汗握って応援しちゃいますよね。スパイダーセンスが”ピーターむずむず”って言われてたのが可愛らしいけど、最強でした。

また成長した彼ですが、そんなスパイダーマンにトニーから託されたものが、フェーズ4でどうなるのか。エンドクレジット中のシーンで正体をバラされたピーターの今後がとても気になり、直ぐにでも続きが観たいのに、MCUの次は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』なんですよね〜。どうするピーター。
J・K・シモンズ、DCだけじゃなく、MCUにも登場ですね)

エンドクレジット後のシーンに出てくるのは、『キャプテン・マーベル』で助けたスクラル人ですよね。夏休みはピーターだけじゃなく、フューリーもだよというオチでしょうか。

 

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