2018年の『クワイエット・プレイス』の続編、『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』を観ました。
前作は終盤までとても静かな家族ドラマだったので、イケると思って観たところ、今作は最初から結構怖くて、劇場で人一倍ビクッ!となってました。(実はそれほどホラー得意じゃない人でした^^;)
A Quiet Place PartⅡ 2020年米 97分 G
ストーリー
前作のモンスターとの戦いで家は焼け納屋は浸水し、守ってくれた夫も亡くしたエブリンたちアボット一家。
産まれたばかりの赤ん坊と子供達と共に、助けを求めるため住み慣れた家を後にする。
廃工場に仕掛けてあった罠にマーカスが掛かってしまい、負傷した叫び声でモンスターが襲ってきた時、助けてくれたのは夫の友人だったエメットだった。
キャスト
前作から引き続き、エブリンにエミリー・ブラント、娘のリーガンに自身も聴覚障害を持つミリセント・シモンズ、マーカスにノア・ジューブ。
エメットにキリアン・マーフィー、他スクート・マクネイリー、ジャイモン・フンスーなど。
監督も前作引き続き、映画内でもプライベートでもエミリーの夫のジョン・クラシンスキー。
ネタバレ感想
前作は、モンスター襲来から3ヶ月位経ったところから始まりましたが、今作は襲われた当日【Day1】から始まります。
アボット家と一緒に野球観戦するエメット、その時のエメットとリーガンの会話が後の伏線になっています。
モンスター襲来から1年以上サバイバルしてきたアボット一家は、モンスター対策した家や納屋があり、畑で野菜を作り、川で魚を捕り、穀物貯蔵庫もあって食料は充分でした。
その住み慣れた家を離れることは、眠る場所に食料や水の確保、しかもいつ泣くか分からない赤子を隠すための酸素ボンベも必要とモンスター以外の問題も切実。
ラジオでモンスターの弱点のハウリング音を流せればと思いついたリーガン、家族に内緒で一人で旅立ちますが、耳が聞こえないのに危険すぎる〜とドキドキ。
そして怖いのはモンスターだけでは無く、生き残った人間も。
家族が支え合っていた前作と変わり、人間の醜さも描かれています。
キリアンが出ているのは知らなかったので、ちょっと嬉しかったのと、リーガン役のミリセント・シモンズが今作でもやはり印象的でした。
3作目の話も既に出ている様ですが、この終わり方だと3作目が作られるのは間違いない気がします。
ヒットもしてるみたいですしね。