懐かしのカルト人気作 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(ネタバレ感想)

懐かしのカルト人気作 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(ネタバレ感想)

1996年製作の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』WOWOWで放送していたのを懐かしく見ました。クエンティン・タランティーノ脚本、ロバート・ロドリゲス監督が『デスペラード』『フォー・ルームス』に続けて作ったバンパイアムービー。気分がどうにも下がる昨今、シリアスなものより軽いノリが自分的には見るのが楽な感じ。

FROM DUSK TILL DAWN 1996年米 109分

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ストーリー

強盗殺人で逃亡中のセスとリッチーのゲッコー兄弟。追手を振り切るためメキシコ国境を目指す途中モーテルで出会った、牧師を辞めて放浪の旅をしていたフラー一家を脅し、隠れ蓑に利用してメキシコ国境を通過。仲間と落ち合う予定のトップレスバークラブ「ティッティー・ツイスター」(営業は、日没から夜明けまで”フロム・ダスク・ティル・ドーン”)に辿り着いたが、そこは吸血鬼がドライバー達を誘い込み食い物にしてる場所だった。

キャスト

クールでタフな兄セスにジョージ・クルーニー、若い!よくこんな映画(失礼)に出たなぁと思うけれど、実はこの作品が初のメジャー映画出演。
切れやすくてイっちゃってる弟リッチーにクエンティン・タランティーノ
(この2人を見て『フェイス/オフ』(’97)のニコラス・ケイジアレッサンドロ・二ヴォラの兄弟の関係を思い出すなど)
元牧師のジェイコブにハーヴェイ・カイテル、娘のケイトにジュリエット・ルイス、息子のスコットにアーネスト・リュー
サンタニコにサルマ・ハエック、他ダニー・トレホ、トム・サヴィーニ、フレッド・ウィリアムソン、ジョン・ホークスなど。
監督はロバート・ロドリゲス、製作にローレンス・ベンダー。(この組み合わせも懐かしいなぁ)

ネタバレ感想

劇場公開時に観て面白かったので再見。
今見るとSFXとかがチャチに見えるのはご愛敬。
前半は犯罪サスペンスものだったのが、後半いきなりホラーに変わるのが意外過ぎて、驚きながらも引き込まれます。
バンパイアものは基本好きなんですよ( ̄▽ ̄)
バンパイアってお耽美なのが多い気がするけれど、ロドリゲスなので結構グロい。
変身後の顔なんてプレデター系、でもリアルさはあまりないので大丈夫。( ̄∀ ̄*)イヒッ
今時は無い、十字を作ったらバンパイアが怯む描写や、俗っぽいガジェットにニヤニヤし、グロい描写にうぇ〜となったりするのも楽しいですよ。

実はトリロジーで、未来編の2と過去編の3も今回一緒に見ました。
2にはロバート・パトリック、3にはソニア・ブラガも。ダニー・トレホと「ティッティー・ツイスター」は3作ともに出てます。
2以降はロドリゲスは製作のみなので、内容的にはそこそこ。
好きな人は好きって感じかな。

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