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「宇宙兄弟」 小山宙哉

本の旅

そういえば、「宇宙兄弟」の最終巻を7月に読んでいたのを思い出しました。
このマンガも実写映画化版は小栗旬が演じてましたわ。

宇宙兄弟 全46巻 小山宙哉

ストーリー

2006年、UFOを目撃した南波六太(なんばむった)と弟の日々人(ひびと)は、一緒に宇宙飛行士になることを誓う。それから19年後の2025年、夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、第1次月面長期滞在ミッションの日本人初クルーに選ばれていた。一方兄の六太は、勤めていた会社をクビになり無職。そんな六太の下に、JAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてくる。それは、共に宇宙を目指すという夢を諦めない日々人が応募したものだった。六太は諦めていた宇宙飛行士への道を歩き出した。

登場人物(ごくごく一部)

南波六太(小栗旬):31歳、子供の頃は弟の日々人と共に宇宙飛行士になるという夢を持っていたが、          諦めて一般企業に就職。会社をクビになったところへ、日々人が内緒で応募していたJAXAの宇宙飛行士選抜試験の書類選考に受かり、宇宙飛行士を目指すことになる。
南波日々人(岡田将生):28歳、JAXAの宇宙飛行士、世界最年少で月面探査クルーに選ばれ、日本人として初めて月面に立った。
伊東せりか(麻生久美子):女医で六太の想い人。父親を難病のALSで亡くし、ISS(国際宇宙ステーション)でALSの治療薬を研究したいため宇宙飛行士を目指している。
真壁ケンジ(井上芳雄):六太と共に宇宙飛行士を目指す仲間。妻子持ち。
星加正(堤真一):JAXA職員。子供時代の南波兄弟を覚えていて、六太を応援している。
古谷やすし(濱田岳)、福田直人(塩見三省):第二次選抜試験で一緒になった六太の仲間

ネタバレ感想

連載が始まったのが2008年で、漫画の舞台は2025年。当時は近未来でしたね。
六太が宇宙飛行士になるための選抜試験の内容や、JAXAの他にNASAでの訓練やISS滞在など、実際に沿った内容にドラマが加わり、興味が尽きずグイグイ読めます。
連載開始からJAXAの技術慣習が入っていて、リアリティがあるところもまた良い。

ベースは六太が日々人を追いかけ宇宙飛行士となり月へ行くまでの話ですが、日々人の方も順風満帆ではなく、月面活動中に事故に遭い、酸素切れの危機に陥り、それがトラウマとなりパニック障害を発症。NASAでは宇宙へ行けなくなったためロシアへ渡り、ロシアでトレーニングをしてパニック障害を克服、ソユーズのメンバーとして返り咲きます。

いろいろなトラブルや試練に襲われ、終盤は特に兄弟揃って宇宙で命の危機にさらされ、無事に地球へ帰ってこられるのか毎巻ハラハラしながら読んでいました。
南波兄弟の宇宙飛行士の夢を後押しした、天文学者の金子シャロン。彼女が設計した月面天測望遠鏡「シャロン天文台」を月面に建設するという約束と、兄弟一緒に月へ行く夢も無事かなってホッとしました。

南波兄弟の様に宇宙飛行士を目指す個性豊かな仲間達や、彼らのミッションをバックアップする地上スタッフ、彼らを応援するJAVAやNASA、ロシアの仲間や両親との繋がりなど、ドラマ部分も読み応えがあるお勧めの作品です。

詳しくはオフィシャルサイトで。

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