人ごとじゃない感大有り 『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』(ネタバレ感想)

映画の旅

とにかく見ていて、あるあると頷いてしまう。

Thelma 2024年米/スイス 99分

ストーリー

2年前に夫を亡くして以来、ロサンジェルスでひとり暮らしを送る93歳のテルマ。ある日、仲良しの孫ダニエルが事故を起こし刑務所にいると聞いた彼女は、愛する孫を助けようと保釈金1万ドルを郵送するが、それは典型的なオレオレ詐欺の手口だった。警察に届けても助けにならず、納得がいかないテルマは、旧友のベンがシニアカーを自慢していたことを思い出し、ある計画を思いつく。

キャスト

テルマに『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のジューン・スキッブ、孫のダニエルに『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のフレッド・ヘッキンジャー、旧友のベンに『黒いジャガー』で知られ、2023年10月に他界したリチャード・ラウンドトゥリー、娘のゲイルに『ボーはおそれている』のパーカー・ボージー、ゲイルの夫アランに『キャプテン・マーベル』のクラーク・グレッグ、他マルコム・マクダウェルなど。
監督はジョシュ・マーゴリン

ネタバレ感想

監督のお祖母さんのテルマが、実際にオレオレ詐欺に遭いそうになったことからインスピレーションを得て作られた作品。エンドクレジットで実際のテルマの映像が流れます。

80代後半の親を持つ身としては、人ごとと思えず。
93歳のテルマはいくつか持病があり、補聴器をつけないと耳が聞こえず、小さい文字も拡大鏡が必要。それでも家の中はきちんと掃除・片付け、整理整頓され、分からないところは孫に聞きながらも、パソコンもスマホも使います。(まるでウチの父)
シニアカーを持っているベンは老人ホームに入っていますが、演劇ができるほどしっかりしています。拳銃を持っているモナは、一日中ソファで環境ビデオを見て過ごし記憶も怪しい様。(まるでウチの母)ベンと同室のケヴィンはいつも凝視していますが、一切言葉を発しないけれど状況は理解している様。犯人でさえ酸素チューブを鼻に付けている老人。(これもウチの母)
人それぞれだけど、特に高齢者は健康度がまるで違うし、今日元気でも明日は分からない。
そう思うからつい過保護に接してしまうのもあるあるで、本人の意思を尊重して欲しいという気持ちもわかるけれど、見るからに危なっかしいというのも映画と同じ。

映画なので終わり良ければとなって一安心。転んだ時の起き上がり方は参考になりました。
映画と違うところは、我が家には優しい孫が居ないことでした。


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