猫は死にません 『コート・スティーリング』(ネタバレ感想)

映画の旅

ダーレン・アロノフスキー監督作、オースティン・バトラー主演のクライム・アクション『コート・スティーリング』。巻き込まれてボロボロになる主人公が気の毒すぎるけど、開き直った人間は強い。アロノフスキー監督、エンタメも撮るんですね。面白かった。

CAUGHT STEALING 2025年米 107分 PG12

ストーリー

1998年のニューヨーク。高校時代はメジャーリーグのドラフト候補だったが、今はバーテンダーとして働いているハンク。ある日、隣人ラスから留守中のネコの世話を無理やり押し付けられる。ほどなくラスの家を訪ねてきたロシア人マフィアに病院送りにされ、警察に助けを求めると、ローマン刑事からラスがプエルトリコやユダヤ人マフィアたちからも狙われていると聞かされる。八方塞がりのハンクは、果たして助かるのか。

キャスト

ハンクに『エルヴィス』のオースティン・バトラー、恋人イヴォンヌに『THE BATMAN ーザ・バットマンー』のゾーイ・クラビッツ、隣人ラスに『モービウス』のマット・スミス、ローマン刑事に『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』のレジーナ・キング、ユダヤ人マフィアにキングピンコンビ、リーブ・シュレイバービンセント・ドノフリオ、プエルトリコ人マフィア、コロラドに『ブレット・トレイン』のベニート・マルティネス・オカシオ、ロシア人マフィアコンビにニキータ・タクシキンユーリー・コロコリニコフ、他グリフィン・ダン、キャロル・ケイン、猫のトニック・ザ・キャットなど。ローラ・ダーン(←反転)がカメオ出演。
監督は『ザ・ホエール』のダーレン・アロノフスキー

ネタバレ感想

タイトルの「コート・スティーリング」は野球用語の「盗塁失敗」で、「チャンスをつかもうとして失敗すること」の意味らしい。
高校時代にチャンスをつかめなかったハンクは、恋人イヴォンヌから一生負け犬のまま過ごすのかと問われ、彼女と一緒に人生やり直そうとするけれど、猫を預かったばっかりにマフィアからボコボコにされ腎臓をとる羽目になり、酒が飲めない身体に。想像するだけで辛すぎる。(>_<)
しかもボコボコにされる理由も分からない。
気の毒と思ったのも束の間、知らないで許してくれるマフィアではなく、ハンクの周りの人たちが次々と殺され、本当に気の毒なのは巻き込まれた人たちでした。ハンク自身も巻き込まれただけだけど。

いかにも怪しいのに信じて頼ってしまうし、素性調べられてるんだから母親も危ないのでは、とか観ている方が心配になる頼りなさ。
裏切られ、自分のせいで大切な人が次々死に、ようやく覚醒して反撃に出たハンク。何とか生き残れ、過去のトラウマからも立ち直れて、死屍累々なのに何となく爽やかに終わりました。
猫は守れて良かったね。

コメント

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