評判の『ハウス・オブ・ダイナマイト』をNetflixで。
前知識入れずに見たらキャスリン・ビグロー監督じゃないですか!どうりで、ものすごい緊張感。

A House of Dynamite 2025年米 112分
ストーリー
太平洋上で検知された一発のミサイル、北朝鮮のいつもの実験で日本海に落ちると思われたが、ミサイルの傾斜角度は水平となり、このままではアメリカに着弾することが分かる。どこの国から発射されたのかも分からないまま、弾道弾迎撃ミサイルが発射されたが失敗。米国政府は混乱に陥り、どのように対処すべきか議論が巻き起こるが、着弾を防ぐ手立てはなく…。
キャスト
オリビア・ウォーカー海軍大佐に『デューン 砂の惑星』シリーズのレベッカ・ファーガソン、マーク・ミラー将軍にジェイソン・クラーク、ダニエル・ゴンザレス少佐に『ツイスターズ』のアンソニー・ラモス、国家安全保障問題担当大統領副補佐官のジェイク・バリントンにガブリエル・バッソ、リード・ベイカー国防長官に『モービウス』のジャレッド・ハリス、アンソニー・ブレイディ海軍大将にトレイシー・レッツ、連邦緊急事態管理庁のキャシーにモーゼス・イングラム、ロバート・リーヴス海軍少佐にジョナ・ハウアー=キング、国家安全保障局のアナに『トロン:アレス』のグレタ・リー、合衆国大統領に『ヘッド・オブ・ステイト』のイドリス・エルバなど。
監督は『ゼロ・ダーク・サーティ』などのキャスリン・ビグロー。
ネタバレ感想
3部に分かれていて、同じ時間軸を経験した違う人物サイドから描いています。
「傾斜が水平に」では、アラスカ州のフォート・グリーリー基地でダニエル・ゴンザレス少佐らが出所不明の大陸間弾道ミサイル1発を確認、それを受けてホワイトハウス地下の危機管理室(シチュエーションルーム)のオリビア・ウォーカー大佐らが、各統合軍司令官らへ連絡しビデオ会議を招集し、事の行方を見守ります。
「弾丸で弾丸を撃つ」では、ミサイルが発見された時間に戻り、報復のため攻撃を進めるネブラスカ州空軍基地の米戦略司令部のアンソニー・ブレイディ海軍大将と、報復をすると新たな攻撃を受けると国家安全保障問題担当大統領副補佐官のジェイク・バリントンがビデオ会議で激しく対立。
「爆薬が詰まった家」でまた時間が戻り、いよいよ決定権を持つ大統領へ。
それぞれが職務上での責任を果たしつつも、人間としての葛藤、家族への思いなども描かれていて、多くの人命が掛かる決断をするのも我々と同じ感情を持つ人間。
最終的に大統領がどういう決断をしたのかは描かれませんが、報復(どこへ?)をしようがしまいが、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のようにAIのフェイクでもない限り、シカゴは爆撃されるのは確実、それがもし核ミサイルであればどれだけの被害が出るのか。
核を所持していても抑止力になるどころか、疑心暗鬼になり、さらなる悲劇が起こる可能性しかないのでは?そのことを再認識させられる怖い映画でした。



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