”没入型”映像体験は間違いない 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(ネタバレ感想)

”没入型”映像体験は間違いない 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(ネタバレ感想)

1年ぐらい予告を見せられた気がする『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、ようやくの公開となりました。
前作『アバター』を3Dで観て見事に3D酔いしてしまったので、ビビって今作は通常版で観ましたけれど、やはりIMAX3Dで観ておけば良かったかも〜( ̄∀ ̄*)イヒッ

Avatar: The Way of Water 2022年米 192分

 

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ストーリー

前作から10年後の惑星パンドラ。先住民ナヴィに転生したジェイクは、ネイティリとの間にできた息子のネテヤムとロアク、娘のトゥク、グレース・オーガスティンのアバターから生まれたキリを養女とし、マイルズ・クオリッチ大佐の息子スパイダーらと平和で暖かい家庭を築いていた。しかし地球人が再びパンドラへ現れ侵略を開始する。ジェイク達は侵略を阻止すべく戦いを続けていたが、1年後、生前の記憶をアップロードされたナヴィの体でクオリッチ大佐が現れる。

キャスト

前作引き続き、ジェイク・サリーにサム・ワーシントンネイティリにゾーイ・サルダナモアトにCCH・パウンダー植物学者のグレイスにシガニー・ウィーバー(自分の娘キリもモーションピクチャーで演じてます)、RDA社のセルフリッジにジョバンニ・リビシ、クオリッチ大佐のスティーブン・ラングは自分のアバターも演じています。
今作から、息子ネテヤムにジェイミー・フラッターズ、次男ロアクにブリテン・ダルトン、娘トゥクにトリニティ・ジョリー・ブリス、海の民メトカイナのリーダー、トノワリにクリフ・カーティス、妻ロナルにケイト・ウィンスレット、娘ツィレヤにベイリー・バス、息子アオヌングにフィリップ・ジョルジョ、ロッソにデュアン・エバンス・Jr、スパイダーにジャック・チャンピオンなど。
監督はジェームズ・キャメロン

ネタバレ感想

13年ぶりに続編が公開されるとは思ってもいなかったのだけれど、なんと5部作らしいですよ!
森に続き今回は海、こんな感じでパンドラのいろんな種族の元を訪れるのなら、5部作にしても大丈夫と思ったけれど、今後も海の民の話が続きそうな雰囲気で終わりましたね。

幸せな家族の風景から一転、侵略者がやって来てゲリラ戦となります。
前作では交渉しようとしていた地球人でしたが、地球滅亡が迫り切羽詰まって武力行使に出た模様。
この辺りがリアルで嫌になりますね。自然豊かな惑星に移り住みたいはずなのに、戦闘で自然を壊してどうするんだよ!
まさかクオリッチ大佐がアバターとして復活するとは!
キリがグレースの娘というのもビックリ!
家族を守り、森の民に犠牲を出さないため遠くの海の民に助けを求めるジェイクですが、じゃあ海の民は犠牲にしてもいいのかとモヤっと。危険を承知で受け入れるトノワリの懐の深さ。
家族を守るためのはずが、新たな争いを呼ぶこととなります。

前作の森とは一変した海の世界。海洋生物に驚き、水中の世界に目を奪われます。
映像の美しさはもうどこまで行くのだろう。当然世界への没入感はしっかりあります。
戦うシーンも多いけれど、仲間や家族間、そしてクジラのようなトゥルクンと心を通わせるドラマ部分の尺も十分。
ただ個人的には、無鉄砲な子供達の行動に、誰か死んじゃうんじゃないかと始終ハラハラしていて、結局その通りになってしまったのが辛かった!最後のこの記事の写真の回想シーンに泣いちゃいました。(T ^ T)
ジェイクが海の民に被害が出ることが予想できたのに引越先に決めたのと、子供達に対しての理解の足りなさがなんとも( ̄-  ̄ ) うーん
キリの出生の秘密や能力など、今後明かされるであろう謎も残っていて、すでに撮影終わっているという3作目はさて、どう展開するのでしょう。

 

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