持つべきものは軍隊が呼べる友達 『ジュラシック・パークⅢ』(ネタバレ感想)

持つべきものは軍隊が呼べる友達 『ジュラシック・パークⅢ』(ネタバレ感想)

引き続きおさらい鑑賞。『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に続くシリーズ最終話の『ジュラシック・パークⅢ』を見ました。
とにかくストーリーがよく出来ているのに、94分にまとまっているという素晴らしさ。

JURASSIC PARK Ⅲ 2001年米 94分

 

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ストーリー

古生物学者のアラン・グラント博士は実業家を名乗る男ポールとその妻アマンダから、「サイトB」と呼ばれている恐竜の繁殖場だったイスラ・ソルナ島への同行を求められる。多額の報酬を積まれ仕方なく引き受けるグラントだったが、上空から見学するだけのはずが、島に着陸してしまう。実はポールとアマンダの目的は、8週間前に島の近くでパラセイリング中に消息を絶った息子エリックを捜すことだった。

キャスト

アラン・グラント博士にサム・ニール、エリー・デグラー博士にローラ・ダーン、グラントの助手のビリーにアレッサンドロ・ニヴォラ、アマンダ・カービーにティア・レオーニ、ポール・カービーにウィリアム・H・メイシー、2人の息子エリックにトレヴァー・モーガンなど。
監督はジョー・ジョンストン

ネタバレ感想

1作目のアラン・グラント博士とエリー・サトラー博士が戻ってきました。エリーは結婚して子育て中。
グラント博士は相変わらず化石発掘の資金が足りていない様子で、資金獲得のために、前作でマルコム博士が酷い目にあった「サイトB」を訪れることになりますが、想像通りの展開に。
立ち入り禁止の島の近くでパラセイリングをして遭難した少年を助けにいくのですが、恐竜を繁殖させていた島なので、どこかしこも恐竜だらけ、これまでに登場した恐竜以外も続々登場、今回は翼竜プテラノドンにも襲われます。(ポスターはスピノサウルス?)
遭難から8週間も経っていたのに、エリック少年は賢く生き延びていて、再会を喜ぶ一方、助手のビリーがラプトルの卵を持ち逃げしたことでラプトルからも狙われます。(話はそれますけど、3Dプリンター登場。)

前2作のスピルバーグ監督から、『ジュマンジ』などのジョー・ジョンストン監督に変わった成果なのか、話の内容はしっかり詰め込まれているのにサクサク進み、尺も94分。ビリーが助かったので、見終わった後の満足度も高いのですが、なんといっても、電話で伝えられたのが「サイトBの川」だけだったのに、軍隊を呼んでくれたエリー博士のおかげ。

ジュラシック・パークというとT-レックスなイメージですが、実はこのシリーズ、ラプトルがメインなのかも。

ジュラシック・ワールド』へ続く

 

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