ブエンカミーノ 最後の難所越え(Day28〜32)

サンティアゴ巡礼

メヌーとはスペインの定食で、前菜・メイン・デザート(それぞれ選べる)にパンと飲み物がつくお得なセット。飲み物はワインだったらフルボトルかハーフボトルがドンと付いてる。巡礼者メヌー(Pilgrim’s Menu)は更にリーズナブル。店によっては昼のみのメヌーなどもある。

9月29日(月)Villafranca del Bierzo→O Cebreiro(オ・セブレイロ)27.8km (難易度5)

6時過ぎに出発、先に出たキム君が1人で歩いていたので声を掛けて一緒に歩く。友人は疲れて起きてこなかったらしい。

休憩は次の町で良いかと思っていたけど、キム君が入るので釣られて朝食。
そろそろ明るくなってきたので、先に出て1人で歩く。この後の町では開いている店を見つけられなかったので、食べておいて良かった。

9時45分頃Ambasmestasで雰囲気の良いアルベルゲを見つけてオレンジジュース休憩3€

これまでは道路横の歩道か舗装道路だったけれど、La Herrerias辺りから突然急な登りになり、ヒーヒー言いながら登っていたら、エネルギー切れで足が動かなくなる。まだ目的地に着いていないけど先に昼食。

エンパナーダと発泡性のミネラルウォーターで6.5€

ここからガリシア州
バグパイプを吹くおっちゃん

頂上(標高1,296m)付近でバグパイプの音色、案外良い。
O Cebreiroに着くと何かの撮影をしているらしくクルーが道を通行止めにしているのでしばらく待つ。後で聞くとイタリアのTVがカミーノの番組を作っていて教会を撮影しているらしい。

14時過ぎにAlbergueria Fradeに着くとオーナーが玄関で待ち構えていた。年配だからか足が悪いからか、その場で説明と鍵を渡される。シャワー・トイレは共用の個室(48€)。

洗面所で洗濯して宿の裏手に干した後、町でビール(3.8€)

サンタ・マリア・ラ・レアル教会

18時30頃から出かけ、教会を見学した後、ガリシア名物タコ料理プルポ・ア・フェイラを夕食にいただく。とても柔らかくて美味しい。食べたことがない柔らかさ。

パジョッサ(ケルト人の住居)

9月30日(火)O Cebreiro→Triacastela(トリアカステーラ)20.8km(難易度2)

標高1,300m、星が近い

6時起床、支度して6時から開いている隣のバルへ来たら巡礼者で大混雑。

朝食セット(4€)を頼んだのにバナナもナポリターナも売り切れで、カップケーキとオレンジで我慢。店を出たら、いつもにこやかに日本語で挨拶してくれるイジェウさんとキム君達が居て、なんとなく一緒に歩きはじめる。今日もアップダウンの繰り返し、遅れると待っていてくれるのだけれど、ついて行くのに必死で朝の2時間でヘトヘトになり、先に行ってもらう。

サン・ロケ峠の巡礼者像は道の反対側

次の町でバルを見つけたらそこにイジェウさん達も居たので一緒にしばし休憩。オレンジジュースとナポリターナで5€。

その後は1人で歩く。雲海は綺麗だけれど下りがきつくてヘロヘロ。

ガリシア州のアルベルゲの予約サイトから予約したComplexo Xacobeo(14€)へ13時頃着、ベッド下段確保。上に誰もこなくてラッキー。
シャワー・洗濯後ホスピタレイロに紹介されたレストランに来たら、ホテルの系列店だった。

流行っているというレモンビールはジュースみたいでゴクゴクイケる。久しぶりのトルティージャ、カットしてないパンが出てきたけど良いの?

宿のリビングでまたイジェウさんに会う。残りの日程の宿は全部予約済みと聞き、サリアからは人が増えて予約がしにくいというので、宿の予約とFisterra行きのバスの予約をする。

18時になったので、また隣のレストランでメヌー。チーズのサラダ、ビーフステーキ、サンティアゴタルト(15€)ステーキはちょっと堅かったけど、まずまず美味しかった。

10月1日(水)Triacastela→Saria(サリア)17.8km(難易度2)

6時起床、宿の自販機で買ったナポリターナ(1.5€)とレンジでお湯を沸かして入れたインスタントコーヒーの朝食後7時前出発。

すぐに分岐点があり、右は多少のアップダウンがある山道との情報。自分には多少ではないのがわかりつつ、左の迂回路で7km余分に歩くのはもっと嫌なので右へ行く。やはり結構なアップダウンで疲れた。

バルが無く休憩できないでいると、Montanに寄付制のおもてなしスポットが。リュックにつけているお守りを見た日本人男性2人組に声をかけられる。大阪からと福岡からで、途中で出会い一緒に歩いているそう。

ここにもCAMINO 友好記念碑

新市街を抜けて坂を登り旧市街のマヨール通りにある宿に12時前に着き、まだ開いてないので先に昼食。トルティージャを頼もうと思ったら、サービスで付いてきた。

Albergue Pension casa don alvaro

アルベルゲではなくペンションの方のシャワー・トイレ付きのツインに2泊で90€。
シャンプー・ボディソープ、ドライヤーまである。洗濯はアルベルゲの洗い場でして干した。

夕食にメヌー(13€)。ガリシアスープ、ポークリブ、デザートはPeachを頼んでみたら桃缶だった。

10月2日(木)Saria 休養日

8時前、部屋の窓から朝焼けが見えるので起きる。朝食を食べに行くと、巡礼者が続々と店の前を通っていく。最短で100km歩くと巡礼証明書がもらえるため、サンティアゴから117km地点のサリアから歩く人が多い。靴が綺麗で服装がくたびれていないので、サリアからの人はすぐ分かる。

コラカオ(ココア)とトーストで3.5€
巡礼者がぞろぞろ

昨日市街地を素通りしてきたので、市街地へ戻りメルカド(スーパー)へ行き買い出し。

ペストリーはセルフで袋詰め、トングではなくナイロン手袋が用意されてる
馬で巡礼している人が馬に水を飲ませていた

SariaBurgosLeonの様な観光地ではないので、する事がない。
11時に開いてるはずの教会は閉まっているし、12時に開くはずのレストランも開いてない。前で待っている人がいるので一緒に開くのを待っていたら従業員だった。

12時過ぎにやって来たオーナーらしき人は日本に住んでいたらしく日本語ができる。準備できるまでビールを飲みながら待っていると20分位たってやっと注文を聞いてくれた。

ベジタリアンピザ、家人に写真を見せるとチーズが載っていないのはピザじゃないらしい( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

O Cebreiroの峠越えでトドメを刺されすっかり足がクタクタなので、マッサージへ行ってみた。30分のフットマッサージで40€。ちょっと楽になった気がするけど、気のせいかも。

サンタ・マリーニャ教会

教会で台湾おじさんと遭遇、行程が同じなのかRabanal del Camino以降どの町でも出会う。

外食に飽きたので、メルカドで買った食材で部屋で夕食、ビールはアルベルゲの自販機で。コーラ(1.5€)よりビール(1.2€)の方が安い。

10月3日(金)Saria→Portomarin(ポルトマリン)24.8km(難易度2)

荷物に付けるトランスポートサービスの紙袋、裏に氏名・目的地などを書き現金を入れる。Sariaからは4€

前日にトランスファーサービスに預けるリュックの置き場を確認したのに、いざ置きに行くとアルベルゲの裏の戸が閉まっている。困ったなと思い入り口に回ると中に人影が見えたのでノックして開けてもらい、無事置いてから出発。

小雨が降っていたのでレインジャケットを着る。着てちょうど良い気温。霧が凄い。雲海の正体はこれかと思いながら歩いていると、同じくらいのペースのスペイン人のおっちゃんと一緒になる。2人でモホン(標識)を探しながら歩くが、英語が話せないおっちゃんとスペイン語が話せない私なのでモホンを見つけたらお互い指差しで確認。私が次第におっちゃんのペースについて行けなくなって別れたけれど、Morgadeのバルで再会。おっちゃんを見送って朝食。

オレンジジュースとチョコ入りクロワッサン

分岐点はみんなが右へ行く中左へ行ったら最後が急勾配、どうやらハズレだった。

車椅子で巡礼する人も
100km地点のモホン
100km地点の標識

Portomarin前の橋を渡り、階段を登ろうとするとまた撮影クルーが。無視して進む。

12時45分に宿着、受付は13時からなので、隣のカフェに入ると、自分より唯一歩くのが遅いと思っていたイギリス人おばちゃんが先に着いていた。一緒に時間潰し。

Albergue Turistico Huellas(16€)、シングルベッド確保。シーツはセット済み、バスタオル有り、シャワーブースに石鹸も置いてあって良い宿。

ルーティンを済ませてビールとコロッケ(9.2€)、何にでもポテトフライがついてくる。

顔馴染みのアメリカ人キャシーを見つけて相席させてもらい、夕食はサラダとチキンとフライドポテトのコンボ。彼女の友達のローラとメアリーも隣のテーブルにやってきた。ポテトフライは食傷気味で残したけど、彼女たちはつい全部食べちゃうらしい。

一番左がキャシー、夫からいつ帰ってくるの?と毎日聞かれているらしい

マッツからゴールした報告が届く。この日数だとやはり1日も休養日は取らなかったみたい。明日からはFisterraへ向けて歩くそう。

Day33〜37へ続く

コメント

  1. hedgehog より:

    木蓮さん

    これだけ多くの人が徒歩で向かうルートなのに、意外とクレジットカードが使えないところが多いんですね。巡業者向けのカフェバスが現金オンリーなのは仕方ないとしても、宿泊施設やレストランでもいまだに現金オンリーとはなかなか不便な。

    にしても、現地で飲む朝のカフェ・コン・レチェは、歩いた人しか体験できない、格別の味なんだろうなあ〜。アスファルトの上を一日8000歩くらい歩いただけで早くも疲れて足の裏がじんじんする、とか言ってる私には絶対に真似できませんが。

    • 木蓮 木蓮 より:

      hedgehogさん

      小さいバルなんかは10€を超えないとクレカだめみたいなところが多かったですね。手数料がかかるんでしょうね。1.5€のオレンジジュースもクレカで払うのが申し訳ない気もしましたが、こちらは楽なので使えるところでは使っちゃいました。
      ただ宿で現金と言われると、クレカだと記録も残るのでクレカにして欲しかった。
      大体いつもお腹を空かせていたので、ガツガツゴクゴクと食べてしまうので、あまり味わってなかったです( ̄∀ ̄*)イヒッ コルタードも勧められていたのに飲まずじまいでした。

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