配信待ちかなと思っていたら地元でも公開してくれたので、『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』いそいそと観てきました。

The Phoenician Scheme 2025年米/独 102分
ストーリー
1950年代、ヨーロッパの独立国フェニキア。6度の暗殺未遂を生き延びた武器商人で大富豪のアナトール・ザ・ザ・コルダは、フェニキア全域におよぶインフラを整備する大プロジェクト「フェニキア計画」を画策していた。成功すれば、今後150年にわたり毎年ザ・ザに利益が入ってくる。しかし政府の妨害により赤字が拡大し、30年かけて練り上げてきた計画が危機に陥ってしまう。ザ・ザは疎遠になっていた娘で修道女見習いのリーズルを後継者と決め、後継者試用期間中のリーズルとともに、資金調達の旅に出るが……。
キャスト
ザ・ザ・コルダに『ワン・バトル・アフター・アナザー』のベニチオ・デル・トロ、娘のリーズルにミア・スレアプレトン(ケイト・ウィンスレットの娘ですって)、家庭教師のビョルンに『スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団』のマイケル・セラ、ファルーク王子にリズ・アーメッド、鉄道王リーランドにトム・ハンクス、レーガンにブライアン・クランストン、ギャングのマルセイユ・ボブにマチュー・アマルリック、海運王マーティにジェフリー・ライト、ザ・ザのはとこのヒルダにスカーレット・ヨハンソン、ザ・ザの異母兄弟ヌバルおじさんにベネディクト・カンバーバッチ、他ルパート・フレンド、ウィレム・デフォー、ビル・マーレイ、シャルロット・ゲンズブール、F・マーリー・エイブラムスなど。
監督は『アステロイド・シティ』のウェス・アンダーソン。
ネタバレ感想
なんといっても絵面が面白過ぎるんですよ。
飛行機内のショットから始まり、いきなり秘書の上半身が吹っ飛び何事かと思えば、狙撃され飛行機が墜落。墜落現場から立ち上がる不死身のザ・ザ・コルダ。
豪邸のバスルームでは、バスタブに浸かりながら読書と食事と飲酒、葉巻を同時に吸いながら、何人もの看護婦がザ・ザの怪我の手当てや世話をする様子が、上からの映像で映され、一時も目が離せません。
ザ・ザ邸などに飾られている絵画はすべて本物を借りているらしいのですが、キャラ達の掛け合いも小道具も面白すぎて、絵画に目をやっている暇がない。1度観ただけでは取りこぼしが多そう。
夢のシーンでは大物俳優のカメオ出演も盛りだくさんで、シャルロット・ゲンズブールなんて気づかなかったし、やはりもう1度観たい。
フィニキア計画への出資を募る旅のドタバタコメディの中、疎遠だった父と娘が再会し、後継者を育てるつもりだった父親と信仰心から相続するつもりだった娘との間に、次第に情が湧いてくるあたりが、お約束だけど悪くない。デル・トロが良い味出していて、当て書きというのも分かります。
フィニキア計画のために私財を使い、小さなレストランを営む斜め上の着地も微笑ましい。
でも見どころは、ザ・ザとヌバルおじさんの取っ組み合いの殺し合いシーンです!( ̄∇ ̄)ニヤッ



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