ブロ友さんの『暗殺の森』の感想を見て、録画していることを思い出して見たんですけど、いや〜、最後まで見てもさっぱり分かりませんでしたわ。

Il conformista 1970年伊/仏/西独 115分
ストーリー
1938年第二次世界大戦前のイタリア。大学の哲学講師のマルチェロは少年の頃、彼を犯そうとした男を射殺した罪悪感に今もさいなまれていた。その苦しみから解放されるためファシズムを選択した彼に、反ファシズム運動の中心人物でパリ亡命中の恩師クアドリ教授を調査するよう密命が下る。ハネムーンを口実にパリに赴いたマルチェロと妻ジュリアは、快く教授に迎え入れられたが、恩師の若妻アンナには目的を悟られてしまい、敵意を抱かれると同時に深い仲にもなってしまう。やがてマルチェロに教授暗殺の命が下され……。
キャスト
マルチェロ・クレリチに『男と女』のジャン=ルイ・トランティニャン、妻ジュリアに『山いぬ』のステファニア・サンドレッリ、クアドリ教授にエンツォ・タラシオ、妻アンナに『1900年』のドミニク・サンダ、マンガニエーロにガストーネ・モスキンなど。
監督は『ラストタンゴ・イン・パリ』『ラストエンペラー』のベルナルド・ベルトルッチ。
ネタバレ感想
アルベルト・モラビアの「孤独な青年」を原作にしたベルトルッチ監督の日本初公開作。
ドミニク・サンダが日本で人気が出たきっかけとなった作品らしい。昔スクリーンやロードショーなどの映画雑誌によくグラビアが載っていて素敵だな〜と思ってました。
主人公マルチェロの気持ちがさっぱり分からない。
ファシズムに傾倒している訳でもなさそうなのにファシスト党に入り、普通の生活をしたいからとブルジョアの娘と結婚。13歳の時に運転手にレイプされそうになり拳銃で殺して逃げたことが、どうやらトラウマとなっていて、普通で目立たない人生を送りたいと思っているようなのですが、父親が精神病院へ入っている家庭環境からも屈折はしてそう。
新婚なのに教授の妻アンナに惹かれ、教授を手にかけることもできず、かといって助けようともしない。関係を持ったアンナも見殺し。結局悩むだけで何もしない。
戦争が終わりムッソリーニ政権が倒れファシズムも崩壊しかける中、殺したと思っていた運転手が生きているのを見つけ、自暴自棄になったところで終わり。
結局恩師とアンナを見殺しにしてしまったというトラウマを増やしただけだったのでは。
4Kデジタルリマスター版で見ましたが、映像やシーン、女性たちのファッションも素敵。
謎めいたドミニク・サンダも綺麗だったけど、明るいジュリア役のステファニア・サンドレッリも良かったです。


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