よしながふみの人気コミック「大奥」が来年1月NHKのドラマ10でドラマ化されるということで、この機会にちゃんと原作読んでおこうかと全19巻一気読みしました。
男女が逆転したパラレルワールドSF時代劇。

大奥 全19巻 よしながふみ
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あらすじ
江戸幕府第3代将軍・徳川家光の時代、関東のとある田舎村で熊に襲われた少年を発端に、後に「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がる。この病は「若い男子にのみ感染」「感染すれば致死率80%」ということ以外対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の約1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変。男子は希少な種馬として育てられ、他家に婿に行くか、婿の取れない貧しい家に一晩いくらで貸し出されるか、遊郭で体を売るかの人生を送ることに。一方、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも三代家光以降将軍職は女子へと引き継がれ、それに伴い、大奥は女から男の園へと変化を遂げる。

ネタバレ感想
評判良いので興味はあったんですけど、大奥というタイトルから男女の恋愛的な話かと勘違いしていました。
登場人物など歴史とシンクロしているので、政治などの歴史的な面白さもちゃんとありつつ、その時代を生きた人々の感情が細やかに描かれています(結構泣かされました^^;)。
男子のみ流行り病で死んでいき、従来の4分の1まで男性の数が落ち込んでしまった結果、男性は種馬として温存され、女性が全ての仕事に就くことになります。
将軍職も例外ではなく、男子が生まれてもすぐ死んでしまうので、徳川幕府の世を守るために必然的に女性が将軍職に就くことに。最初は家光が亡くなったのを隠すための身代わりだったのが、どんどん才覚を表し公になります。
女性であることを隠していた諸藩の大名も男装をやめ、女性藩主もどんどん生まれます。
将軍が男性だったときは女性の園だった大奥は、女性の将軍のため男性に総がわりし、世継ぎ問題だけでなく精神的にも将軍を支える重要な部門となります。
政治の手腕は男女関係ないため、女性将軍でも問題ありませんが、外国に知られると攻め込まれる恐れがあるため、対外的には秘密にし、時間を稼ぎ「赤面疱瘡」の治療方法を模索。ワクチン的な治療へたどり着くまでに約100年。
男性人口が回復するとまた男性が働き手へと戻っていくと共に、徳川幕府も大奥も終わりを迎えます。
第3代将軍家光から第15代将軍慶喜までの時代、女性も政治の場では男名なので、我々の知る歴史上の人物が多数登場し活躍します。
史実と比べての面白さのほか、歴史の裏での権力争い、男女の関係、性別を超えた信頼の物語り。
魅力的なキャラクターも多く、ぐいぐい引き込まれて19巻なんてすぐでした。



コメント
すみません(;^_^A 文字入力の途中で送信してしまいました!よしながふの「大奥」NHKでドラマ化は嬉しいです。来年の大河は観ないのでこっちに浸ります(こら!)。男女逆転しているだけで歴史の流れに沿ってるパラレルワールドなので本当に読んで楽しい作品です。気がかりはキャストですがどうなるでしょうね♪
風森湛さん
「どうする家康」は見られないんですね。
毎回悲壮な気分になりながら「鎌倉殿の13人」を見ています。
「大奥」は綱吉までは主要キャスト出ているみたいですよ。
大奥! ドラマ化が話題だよね。これも読んでみたいと思いつつ、まだでした。猫奥なら一巻だけ持ってるけど(笑) 伊坂幸太郎作品もたくさん読んでるねぇ。読書の秋ですな。
keroちゃん
へ〜、猫奥ってあるんだ。知らなかった。
大奥面白かったよ。ドラマを見るかどうかは分からないけどね。( ̄∀ ̄*)イヒッ
最近あまり本を読んでいなかったから、読むスピードが以前の倍くらい掛かるようになっちゃる。(>_<)