幻の傑作なの? 『ジャグラー ニューヨーク25時』(ネタバレ感想)

映画の旅

SNSで評判が良かった『ジャグラー ニューヨーク25時』を観ました。1980年の映画のリバイバル上映をシネマ・ルナティックで。

Night of The Juggler 1980年米 101分 PG12

ストーリー

70年代の終わり、元警察官のトラック運転手ショーン・ボイドは妻と別れて以来、ひとり娘のキャシーと2人で暮らしている。キャシーの15歳の誕生日、学校へ行くキャシーをセントラルパークまで送るが、別れた直後キャシーが見知らぬ車に引きずり込まれた。目の前で愛娘を誘拐されたボイドは必死に後を追うが逃げられる。トネリ警部補率いるニューヨーク市警察の捜査チームの元へ、犯人から脅迫電話があったと連絡がある。どうやらキャシーは富豪の娘と間違えられて拐われたよう。警察には任せておけないとボイドは独自に娘の捜索を開始するが…。

キャスト

ショーン・ボイドにジョシュ・ブローリンの父で『カプリコン・1』のジェームズ・ブローリン、誘拐犯ソルテックにクリフ・ゴーマン、トネリ警部補に『ゴッドファーザー』のリチャード・カステラーノ、ボイドの元同僚バーンズ刑事に『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のダン・ヘダヤ、マリアにジュリー・カーメン、キャシーにアビー・ブルーストーンなど。
監督はロバート・バトラー

ネタバレ感想

45年前の作品。とにかく荒々しい。そこがリアルといえばリアル。
カーチェイスも無茶苦茶でぶつけまくり、犯人を追いかけるためにその辺の車を借りるというのはよくあるパターンだけど、怪我をさせた人も放置して追いかけるというのは、必死なのは分かるけどどうなの?元警官ですよね。
犯人の方は、恨みからの犯行でそれなりに準備していたので、ある程度知性はある犯人だと思っていたらだんだん様子が怪しくなり、ひょっとして精神的に問題ありなのと思えば、15歳の少女に愛してるとか言い出してキス。なんてことするんだ!ファーストキスだったらどうするんだよ!💢
と個人的にかなりショッキング。当時もヤバかっただろうとは思うけど、今だったらカットされてますよね。
娘を引っ張って犯人が走る、親父が追いかける、その親父を警察やギャングが追う。
犯人の恨みの動機や当時のニューヨークの暗部など、社会的な問題要素もあるけれど、犯人探しにのみフォーカスしているので集中が途切れない。
親父に恨みがある元同僚刑事がニューヨークの街中でショットガンを撃ちまくるとか、結局彼は病院送りになるけど、今だと信じられないシーンが多々あって、昭和生まれの自分でもちょっと引いてしまった。犯人を撃ち(死んだかどうかは不明)娘を助けた後、そのまま無罪放免の様なラストにも違和感。好印象な登場人物が一人もいなくて、確かに疾走感はあるけれど、個人的には劇場へ行くほどではなかったです。

コメント

  1. einhorn2233 より:

    これ今イチでしたか。自分、この映画、学生の時にロードショー公開で観ています。オープニングの目玉焼きから、アイスを食べる警部とか、盗聴がばれて頭小突かれる部下の刑事とか色々と印象に残っています。ニューヨークがすごく物騒な街だったころのお話で、大変面白かったという記憶があります。荒っぽいかもしれませんが、脇役のディティールとか細やかなところが結構あったとも思うのですが。

    • 木蓮 木蓮 より:

      einhornさん

      よく覚えてらっしゃいますね。
      私はそちらの記事の『ジャガーノート』見てるのは確かなのに、内容はカケラも思い出せないんですけど(・・A;)あせあせ
      好評なので観たんですけど、拐われた子供は可哀想でしたが、父親も犯人も利己的で同情できなくて。
      当時見ると刺激的で面白かったのかも。

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