『結婚哲学』『メトロポリス』 生演奏付松山無声映画上映会(Final)

映画の旅

ライブ演奏付松山無声映画上映会が今年もシネマルナティックにて11月21日〜24日の4日間開催されました。第8回目となる今回で一旦終了されるそう。
昨年に引き続き今年も最終日の2本立てを観ました。

『結婚哲学』

演奏:大友良英(ギター)、勝井裕二(ヴァイオリン)、かわいしのぶ(ベース)

The Marriage Circle 1924年米 85分

エルンスト・ルビッチ監督の渡米2作目。
2組の夫婦と1人の独身者が織りなす結婚問題の艶笑喜劇。
キャストはフローレンス・ヴィダー、モント・ブルー、マリー・プレヴォー、アドルフ・マンジュウ、クレイトン・ヘールなど。
興味のある方はYouTube等で配信されている様ですよ。

『メトロポリス』復元版

演奏:中村達也(ドラムス)、中尾憲太郎(ベース)、大友良英(ギター)、坂田明(サックス/クラリネット他)

Metropolise 1927年独 150分

ストーリー

科学が発展した都市メトロポリス。摩天楼の上層階に住む支配者階級に対し、労働者たちは地下で交代制で働き、住空間は更に地下深くにあった。労働者の娘マリアに一目惚れした社長の息子フレーダーは地下に降りて彼らの悲惨な生活を知り、マリアが訴える「支配者と労働者の間に仲介者を立て、労使協調が必要である」ことに賛同するが、それを知った社長フレーダーセンは労働者の結束を壊そうと画策する。

キャスト

マリアにブリギッテ・ヘルム、フレーダーにグスタフ・フレーリッヒ、父フレーダーセンにアルフレート・アーベル、発明家ロートバングにルドルフ・クライン=ロッゲなど。
監督はフリッツ・ラング

ネタバレ感想

無声映画(サイレント)と言えば『メトロポリス』というくらい有名な作品なので、今回の上映会も満席、チケット売り切れ状況でした。
内容はよく知らないまま鑑賞。近未来(実は2026年、来年じゃん!)のお話でしたね。
今回見たのはモノクロの復元版ですが、それでもフィルムの4分の1が欠落しているらしい。
フレーダーセンとロートバンクがフレーダーセンの亡き妻ヘル(名前がすでに不吉)を巡っての恋のライバルだったとか、ロートバンクがヘルに似せたアンドロイドを作った経緯あたりが説明が不足している気がしました。

アンドロイドはどう撮影したのかと思えば、地肌にメイクした上でパーツを貼り付けたらしい。
リアルな質感が出ていました。
それよりマリアに擬態したアンドロイドのダンスがありえない動きで怖かったけど( ̄▼ ̄|||)
エキストラの数もすごくて、凄まじい製作費が掛かっているだろうと推察できます。

尺の違ういろんなバージョンがあるらしく、この復元版では支配者と労働者が歩み寄る形で終わりますが、労働者が勝つバージョンもあるみたい。個人的には今回のバージョンが好きかな。
臨場感と迫力ある演奏と共に楽しめました♪

コメント

  1. hedgehog より:

    木蓮さん

    「結婚哲学」と「メトロポリス」、すごい組み合わせですね!
    私はどちらも普通のサイレント映画上映で観たことがありますが、
    「結婚哲学」はエルンスト・ルビッチ監督が好きすぎて
    DVDまで買ってしまいました。
    「メトロポリス」のフリッツ・ラング監督も好きですが、
    こちらのほうは内容の記憶がイマイチ……(大汗)。

    • 木蓮 木蓮 より:

      hedgehogさん

      ルビッチ監督お好きなんですね。
      この上映会でも常連だったみたいで、今回初めてドイツ時代ではなく渡米後の作品にしたそうです。
      「メトロポリス」はバージョンがいろいろあるみたいで、この150分でも分かりづらい部分があったので、100分程度の尺だとさっぱり分からないような気もします。

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