ブエンカミーノ いつの間にか半分まで(Day18〜22)

サンティアゴ巡礼

9月19日(金)Calzadilla de la Cueza→Sahagun(サアグン)22km(難易度1)

Ledigosで朝食。いつものコンビで4.7€

なんとなく調子が出ない。途中で道を間違えそうになったところを、地元のおじさんに呼び止められ、次の町まで黙って前を歩いて先導してくれた。ありがたい。

この橋の辺りが中間地点らしい

12時前にAlbergue Municipal Clunyへ到着。
修道院を改装した公営アルベルゲでちょっと泊まってみたかった。
7€でシーツ付き、クレカで支払える。事務的かと思っていた受付のおっちゃんも親切でいろいろ気にかけてくれた。入り口に近い一角のベッドに陣取ったら、みんな奥へ行ってしまい、8人が寝られる区画を独占して快適。
さっさとシャワー・洗濯を済ませ、向かいにあるバルで昼食。

喉がとても渇いていたのでアクエリアスとビール、久しぶりのボカディージョを注文。
せっかくグラスを出してくれたのにアクエリアスを一気飲み。その間にビールの泡が消えたら注ぎ足してくれた。こういう気配りが嬉しい。

半分歩き終えたことを証明する「巡礼者の手紙」というのを貰えるというので、町外れの事務所へ行ってみたらちょうど昼休憩で閉まったところで、夕方また出直すことに(>_<)。

昼寝してから再度出掛けて無事もらった。(3€+筒代1.5€)

帰りにスーパーで夕食用のサラダなど購入し、宿のキッチンで食べた。
同じテーブルに座った女性が皿とナイフを持ってきたと思ったら、ポテチを一袋食べた後、リンゴを剥いて食べたのが夕食だったみたい。

9月20日(土)Sahagun→El Burgo Ranero(エル・ブルゴ・ラネーロ)17.7km(難易度1)

5時40分起床、距離が短いのでゆっくりでいいと思ったのに支度できたので6時半出発。

9時半ごろ感じのいい店で休憩したのに写真が無い。カフェ・コン・レチェ、チョコラータ3.5€

高い建物の上には必ず鳥の巣

その後は休憩場所が見つからず、12時前に宿に着き受付開始までしばらく待つ。

Hostal El Peregrino

シャワー・トイレ付き個室38€、シャワーがバスタブだったらなお良かった。
Wi-Fiが弱くて部屋まで届かないし、TVがあるのでつけてみたら音声しか出ないけどまあ良し。
シャワーして洗面台で洗濯し、そのまま洗面所に干す。

宿のレストランで昼食。トルティージャがデカい!

6時半に夕食(18€)、水のペットボトルが1人1本、ワインと水にそれぞれグラスがあり完璧。
(大体グラスは1個しか置かれてないので、どちらかを飲んでいるともう一方を飲めない)

サーモンとチーズのサラダは美味しかったけどまあまあお腹いっぱいに。メインの魚料理はしょっぱくて半分以上残した。デザートのアイスはお皿もなく手渡しでした。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

9月21日(日)El Burgo Ranero→Mansilla de las Mulas(マンシージャ・デ・ラス・ムーラス)18.7km(難易度1)

6時起床、7時出発、温度計は8℃、ジャケット着用。

10時過ぎに、中国系インテリアのカフェで朝食。数日前から見かけていた男女のカップルに声をかけてみたらやはり日本人だった。ミャクミャクおじさん以降はじめて。

12時過ぎに宿に着いてしまい、先に併設のレストランで昼食(4.9€)。
どうやら現金支払いのみの様で、手持ちが少ないのでATMを探しに行くが、日曜なので時間外。

Albergue El Jardin(15€)

宿泊代分の現金はあったので、食事はつけずに宿泊代だけ払う。
入り口近くのベッド下段は確保できたが一杯、シャワーも洗濯も順番待ち。リビングなどのゆっくりできるスペースがない。

18時過ぎにカード払いで夕食が食べられそうなバルを探すが、どこも20時過ぎないと食事の提供をしていない。諦めて日本から持参したバランスアップを齧ってすます。まあこんな日もある。
久しぶりに香港ペアと遭遇。

9月22日(月)Mansilla de las Mulas→Leon(レオン)18.5km(難易度1)

距離も短いし、難易度1の楽な行程なので荷物を背負って歩いてみることにした。Leonでは休息日を取るので少し疲れても大丈夫なはず。
バナナを立ち食いして6時半ごろ出発、寒いのでジャケット着用。

フリーレストエリアと書かれた場所があったので入ってみると、何か飲むかと聞かれカフェ・コン・レチェを貰う。値段を聞くと1.5€、当然タダじゃないよね。

荷物を背負っていても歩くスピードはさほど変わらないと思うものの、肩が痛いしやはり疲れる。腰ベルトで本当に腰で支えられているのか感覚がよく分からない。事前練習は違うリュックでしたのがいけなかった。1時間毎に休憩しながら歩く。

Leonに入ったけれどやはり大都会、宿までが遠い。歩いていると呼び止められる。どうやら観光案内の人達で、スタンプと地図と飴をもらう。主要観光場所の営業時間なども教えてくれた。

レトロなエレベーター、戸を自分で開けないといけないのを忘れる

12時半に宿に着き、チェックイン前なので荷物だけ預けようと思ったら、そのままチェックインさせてくれた。やった〜!バスタブ付き。

Hostal Prada Borges 2泊で70€

荷物を置いてやれやれ。昼食。都会はカードが使えるのが良い。ATM探さないと。

左側の建物がMUSEO CASA BOTINES 9€

ガウディの造ったボティネス邸を見学したけど、ガウディらしさがなくてつまらない。

ボティネス邸向かいのベンチのガウディ像と
ホットチョコにチュロスを浸して食べる

家人が美味しいガーリックスープが有るらしいというので、探して行ってみた。

EL GAUCHO
壺に入っているのがガーリックスープ、右はポテトのモルシージャがけ

この店が正解なのか分からないし、スープがタパスなので暖かくない。混んできたので出る。賑わってるバルに1人は落ち着かない。

物足りないので宿の近所のパン屋でエンパナーダとワイン、ワインはどの産地のものにするか初めて聞かれた。

酔っ払って帰り、お風呂に入ろうとしたら栓が無い。石鹸を入れていたジップロックに水を入れ、栓代わりにして入浴。お風呂は良いね〜♪

9月23日(火)Leon 休養日

最低気温6℃。ここ数日の寒さは通常なのか一時的なのか。

8時になるのを待って近所のコインランドリーへ、カードが使えて6€

洗濯を待っている間に近くのカフェで朝食。

出来上がった洗濯物を持って一旦ホテルへ戻り、9時半ごろから観光へ。

PARADOR SAN MARCOS
パラドール前広場の巡礼者像
サン・イシドロ教会
レオン大聖堂

レオン大聖堂はブルゴス大聖堂に比べるとコンパクトだけど、100枚以上あるステンドグラスが美しい。

やっと気温が15℃に。午前中観光したら満足したので、昼食を取ってからスーパーで買い出ししてホテルへ戻る。

20時まで待てなくて18時ごろから夕食場所を探しに出掛けてみたが、早過ぎてタパス程度しか無いので、軽く飲んでから結局ホテルで朝食用に買ったパンとチョリソーでサンドを作って食べる。せっかく都会に居るのに何やってんだか。だって20時頃から出かけるのが億劫なんだも〜ん。

ホテルのバルコニーから見た夕暮れ(20時過ぎ)

Day23〜27へ続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました