ギリギリラインで笑わせる 『ローズ家 〜崖っぷちの夫婦〜』(ネタバレ感想)

ベネディクト・カンバーバッチ

ベネディクト・カンバーバッチの待ちに待ってた劇場公開作『ローズ家 〜崖っぷちの夫婦〜』初日に観てきました〜♪期待通りの面白さでしたよ♪
キャスリン・ターナーとマイケル・ダグラスが泥沼の離婚劇を演じた1989年『ローズ家の戦争』のリメイク、果たしてこちらは…

The Roses 2025年米 105分 PG12

ストーリー

10年前に電撃的に恋に落ち、カリフォルニアへ引っ越した建築家のテオと料理家のアイビーのイギリス人夫妻は、順調なキャリアやかわいい子どもたちに恵まれた幸せな夫婦だった。ところがあるきっかけでテオが仕事を失い、アイビーのレストランが好調なことから2人はキャリアを入れ替える。レストラン経営で多忙なアイビーは子供と過ごす時間が無くなり、建築家へ復帰したいテオは子育てに忙殺され、心の奥底に秘めていた競争心や不満が火を噴き、命懸けの夫婦ゲンカへと発展する。

キャスト

アイビー・ローズに『エンパイア・オブ・ライト』のオリヴィア・コールマン、テオ・ローズに『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のベネディクト・カンバーバッチ、二人の娘ハティにハラ・フィンリー/デラニー・クイン、息子ロイにウェルズ・ラバポート/オリー・ロビンソン、アメリカ人の友人で弁護士のバリーにアンディ・サムバーグ、妻エイミーに『バービー』のケイト・マッキノン、アイビーのレストランで働くジェフリーに15代目ドクターのチュティ・ガトウ、ジェーンにスニータ・マニ、アイビーの離婚弁護士エレノアにアリソン・ジャネイ、他ベリンダ・プロミロウ、ジェイミー・デメトリウ、ゾーイ・チャオなど。
監督は『スキャンダル』のジェイ・ローチ、脚本は『哀れなるものたち』のトニー・マクナマラ

ネタバレ感想

1989年の『ローズ家の戦争』は、笑いを通り越した殺し合いになっていて見ていて引いてしまったような記憶があるのですが、こちらはやはりリアルで現実的な範疇での喧嘩になっていて、ちょっと安心。(^_^;)
主演2人がイギリス人なので、ウィットや皮肉などの舌戦で笑わせ、ギリギリのラインで笑えなくなるのを回避しています。
アメリカ社会でのイギリス人夫婦という設定で、アメリカ人の友人たちとの噛み合わなさも笑えました。

2人が取り合うことになるテオが設計した家が素敵で(苔とナイフ付きのアンティークなテーブルはどうでもいいですが^^;)、アレクサ的なスマート家電を使っての攻防も面白い。

ベネディクト・カンバーバッチはもちろんですが、やはりオリヴィア・コールマンは良いですね。
この2人の夫婦喧嘩、いつまでも見ていたかったのですが、あのラストだと昇天しちゃう?

コメント

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