コテコテでキメキメだけど、そこが楽しい♪ 『RRR』(ネタバレ感想)

コテコテでキメキメだけど、そこが楽しい♪ 『RRR』(ネタバレ感想)

バーフバリ』のS・S・ラージャマウリ監督の新作『RRR』、IMAXで観ました。
いやぁ〜、濃かった〜♪

 

RRR 2022年インド 179分

 

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ストーリー

1920年、英国植民地時代のインド。ゴーンド族の不屈の男ビームは、英国軍に連れ去られた村の少女を奪還するために首都デリーで潜伏していた。一方、英国政府の下で警察官として働くラージュはある大義のため出世を目指していた。対立する立場の2人だったが、運命に導かれるように出会い、相手の素性も知らぬままに列車事故から少年を救い出すために協力する。これを機に友情を育み、強い絆で結ばれていくビームとラージュだったが…。

キャスト

コムラム・ビームに『バードシャー テルグの皇帝』のN・T・ラーマ・ラオ・Jr、ラーマ・ラージュに『マガディーラ 勇者転生』のラーム・チャラン
英国領インド帝国総統スコットに『マイティ・ソー』シリーズの3ウォリアーズ、ヴォルスタッグのレイ・スティーブンソン、妻のキャサリンにアリソン・ドゥーディ、シータにアーリヤー・バット、ラーマの父ヴェンカタにアジャイ・デーブガン、ジェニーにオリビア・モリスなど。
監督は『バーフバリ』のS・S・ラージャマウリ。

ネタバレ感想

タイトルの「RRR」は、「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)」「Revolt(反乱)」の頭文字。
主人公のA.ラーマ・ラージュとコムラム・ビームは、実在したインドの独立運動の英雄。
実際に出会うことのなかった2人が「もしも出会っていたら?」という発想から生まれた物語だそう。

冒頭から凄い画が連発。数千人の群衆に1人立ち向かうラージュや、狼を罠にかけるつもりが虎を捕まえてしまうビームに始まり、魚取りの少年を助けるためのアクロバティック救出作戦(何を指示しているのかさっぱり分からないサイン付き)によって親友となるラージュとビーム。
実はビームが総統を狙っていると知り、逮捕する警官ラージュ、しかし親友を見殺しにはできないとビームを逃したことにより身が危うくなるラージュ、それを知り助けに戻るビーム、と熱い友情のブラザーフッドストーリーが展開。
ラージュが警官になった理由が家族と大義のためであったことがわかったことで、血も涙もない鬼畜っぷりの総統夫妻を追い詰める鬼神のようなラージュとビーム。

手慣れたワイヤーアクションとスローモーションで魅せるキレッキレのアクションシーンと、公邸パーティに猛獣達と乗り込み大暴れなシーンもリアルに描けるCG技術にも驚きますが、一番驚くのは、CGもワイヤーも使わない超高速連続ダンスシーン「ナートゥダンス」かも。

ラージュは火、ビームは水、ラージュは馬、ビームはバイクという決め事を、無理矢理入れ込んでくるのも嫌いじゃない( ̄∇ ̄)ニヤッ
最高濃度というキャッチコピーだけあって、エンタメ度120%って感じで面白い。
痛そうなシーンはあるけど、みんな丈夫で案外人も死なないのでオススメです。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

 

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