派手なら良い訳ではない 『グレイマン』(ネタバレ感想)

派手なら良い訳ではない 『グレイマン』(ネタバレ感想)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ監督のNetflix映画『グレイマン』がTwitterで評判になっていたので見ました。

 

The Gray Man 2022年Netflix 129分

 

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ストーリー

服役中のコート・ジェントリーは、CIAのフィッツロイにスカウトされ、通称「グレイマン(見えない男)」と呼ばれるCIAの暗殺者シエラ・シックスとなる。ある任務で殺した相手が実はシエラ・フォーであり、重要機密の入ったチップを手渡される。CIAから命を狙われるはめになったシックスはフィッツロイに助けを求めるが、元CIAのロイド・ハンセンはフィッツロイの姪クレアを人質にシックスを捕らえようとする……。

キャスト

グレイマンと呼ばれる暗殺者、シエラ・シックス/コート・ジェントリーにライアン・ゴズリング、ロイド・ハンセンにクリス・エヴァンス、CIAエージェントのダニ・ミランダにアナ・デ・アルマス、ジェントリーをCIAにリクルートしたフィッツロイにビリー・ボブ・ソーントン、フィッツロイの姪クレアに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の子役ジュリア・バターズ、CIAのスザンヌ・ブリューワーに『マトリックス レザレクションズ』のジェシカ・ヘンウィック、他ダヌーシュ、アルフレ・ウッダード、レジ=ジーン・ペイジ、シェー・ウィガムなど。
監督はアンソニー&ジョー・ルッソ、ジョーはCIAの上層部の役で出演もしています。

ネタバレ感想

マーク・グリーニーの「暗殺者グレイマン」という小説シリーズを元にした映画、内容や設定はかなり違っているそう。
ストーリーは、暗殺者が自身の組織の上層部の不正の秘密を知り、組織から狙われるというよくあるパターンなので、あとはルッソ兄弟がどういう味付けをするかなんですが〜。

主演のコート役ゴズリングはいつもの感じ、ロイド役のクリス・エヴァンスは『ナイブズ・アウト』に続いて嫌らしい悪役だけど、キャプテン・アメリカのイメージを払拭したいのか知らん。
007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』では初々しいスパイだったアナ・デ・アルマスは、今回は武闘派で良い!

Netflix史上最高の制作費らしく、見るからにお金は掛かってる。
007ばりに世界を飛び回り、アクションもたっぷり。飛んでいる機内からも脱出。
特にプラハのアクションシーンはド派手。ド派手なんだけれど、なんか平板で。
ヒーロー映画でも最近は壊しすぎと文句がつくのに、ロイドのサイコっぷりを示すためだけならやり過ぎでしょう。
大体ロイドの組織力と財力はどこから?マフィアではなさそうだしCIAがそんなにお金出すとも思えないし。
最後にはコートが勝つと分かっているので、ハラハラもないしね。
ラストに落とし前がつかなかったので、次があるのね、と思っていたら続編制作も決まったみたい。(クリフハンガーで終わっても次がない場合も多いけど^^;)
特に次作が待ち遠しい感じでもなく、お金掛かってるのに残念。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

 

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